2019年5月31日号 Vol.350

JCATNY

海外留学だからこそ得られる「経験」と「成長」

ART
トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム」大学生等コース募集ポスター


皆さん、お元気ですか? 長かったヨーロッパ出張(フライブルグ、ロンドン、パリを廻りました)が終わり、5月中旬、ニューヨークへ戻りました。とは言え、6月から今度は日本へ出張です。今回は、以前にお伝えした日本のプロジェクト「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム」についてご紹介します。

2013年10月からスタートした「トビタテ!留学JAPAN」は、政府だけでなく、官民協働で取り組む「留学促進キャンペーン」です。2020年までに高校生や大学生など、日本人の海外留学生を増やす計画で、授業料・現地活動費・渡航費などを奨学金として支給。若者の海外留学を応援し、将来的に世界で活躍できるグローバルな人材を育成しようと試みる国家プロジェクトです。

去年、ご縁があり同プロジェクト・ディレクターの船橋力さんと文部科学省で対談させて頂きました。「知らない世界を知ることほど自分を知る機会はない。視野を拡げ、視座を高める学びと成長のチャンスとして、今こそ、海外留学に挑戦してほしい!」、若者たちの意識を変えたいとおっしゃられていました。では、なぜ、留学なのでしょうか。船橋さん自身、海外で多くの国籍の人と切磋琢磨する中、楽しい経験も苦しい経験もあり、そこで初めて自分自身のアイデンティティーや日本を客観的に理解することができたそうです。海外という異なる環境で多種多様な価値観に触れ、他者と協力した経験や葛藤は、現在、船橋さんの礎であり財産となっているとのことでした。

わたしも全く同感です。海外で生活するからこそ得られる「成長」は、これから日本を背負っていく若者たちに必要な「力」を伸ばしてくれます。「日本」という枠から飛び出しグローバルな視点を養うことで、日本の未来は大きく変化するに違いありません。アートに関しては、芸術大学を休学して海外で学ぶという美大生も少なくないそうです。また、同プロジェクトは「寄付」という形で、ニューヨークからでも留学生を応援することが可能です。詳細はオフィシャルウェブサイト(別記)に記載されていますので、ご興味のある方はぜひチェックしてください。

「トビタテ!留学JAPAN」
www.tobitate.mext.go.jp


いたみありさ(JCATファウンダー/キューレーター)

JCAT は総勢200名以上の日本人現代アーティストチームです。詳細はウェブサイトをご覧ください。
www.jcatny.com



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