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セントラルパーク・ウエストに日本文化が集結
日米友好と日系コミュニティーの連帯発信
2026年5月14日投稿
日米友好、日系人の連帯強化を目的とする恒例の「ジャパン・パレード」(ジャパンデー・インク主催、吉井久美子代表)が5月9日(土)、セントラルパーク・ウエストで開催された。雨の中でのパレードとなったが、今年はパレードとストリートフェア合わせて5万人(NYPD発表)が来場。悪天候を吹き飛ばす盛況となった。

同パレードは、岩倉具視を特命全権大使とする使節団が米国を訪問してから150周年を記念し、2022年にスタート。5回目を迎えた今年は、100団体、2700人以上が参加した。日本の伝統芸能、空手、剣道、薙刀など日本古来の武道、踊りをはじめ、米国に根を張るNPO、日系企業・団体、教育機関、日本からは、ニューヨーク・タイムズ(電子版)で「2026年に訪れるべき52ヵ所」に選ばれた長崎県が参加した。



午後0時30分、パレード開始に先立ち、セントラルパーク・ウエスト70丁目と71丁目の間に設置されたメインスタンドで、僧太鼓による太鼓演奏とともにオープニングセレモニーが始まった。MCは今年もサンドラ・エンドウ氏が担当。日米両国の国歌独唱の後、パレードのグランドマーシャルを務めたアーティスト兼イラストレーターのアッキーブライトが挨拶した。また、セントラルパークに多く生息するリスをモチーフに、アッキーブライトがデザインした公式マスコット「Happi/ハッピ」も姿を見せ、セレモニーに花を添えた。
在NY日本国総領事館の片平聡総領事・大使は「ハッピ」のコスプレ姿で参加。続いて、本年度のジャパンデー・インク会長を務めた大石聡氏(KDDIアメリカ プレジデント&CEO)、長崎県文化観光国際部の伊達良弘部長らが、NYへの謝意を示した。
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NY州議会からホープ・ナイト氏、NY市メイヤーズ・オフィスからコミッショナーのアナ・マリア・アーチラ氏、NY市議会からリンダ・ローゼンタール氏、同じくゲール・ブルーワー氏、アジアン・アメリカン&パシフィックアイランダー(AAPI)関連団体の代表らが出席し、開催を祝福。日米友好の継続と世界平和への願いを共有した。
今年の「ジャパンパレード・アートコンテスト」で、グランプリに選ばれたニューヨーク在住でトーイデザイナー兼アーティストの谷川沙羅さんも来場。表彰式が行われ、スポンサーのANAから東京-NY往復航空券が贈られた。

午後1時にパレードがスタート。NYPD先導の下、アッキーブライト氏が先陣を切り、片平総領事・大使、大石ジャパンデー・インク会長らが続いた。大役を終えた彼らは、「米国の友好国として存在感と力強いメッセージを発信し、日本の重要性をアピールできた」と声を揃えた。
パレードのトリを務めたのは『舞台「呪術廻戦」-懐玉・玉折-』。五条悟役の三浦涼介、夏油傑役の藤田玲、伏黒甚爾役の久保田悠来、3人の呪詛師役(森貞文則、南誉士広、北村海)らが参加し、沿道の声援に応えた。「アメリカでも『呪術廻戦』が人気があると知っていましたが、沿道の人たちから名前を呼んでもらい、本当に素晴らしい経験ができました」とコメント。生憎の天候となったものの、多くの来場者でにぎわった「第5回ジャパンパレード」は、NYに日本文化の存在感を強く印象づけながら幕を閉じた。




同日、72丁目で開催された「ジャパン・ストリートフェア」も終日多くの来場者で賑わった。折り紙、書道などのアクティビティーテントに加え、そば、唐揚げ、おにぎり、ラーメン、お好み焼きなどのフードテントが軒を連ね、来場者は日本文化を五感で楽しんだ。
イベント終了後、事務局はNY市やNY市警、スポンサー、参加団体、関係機関へ謝意を表明。雨の中で成功を収めた今年の開催を振り返りながら、来年の再会を誓った。
(写真提供:ジャパンデー・インク/Anthony Chaves, Masahiro Noguchi, Masaki Hori, AP)