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第20回JAAサクラ祭り、コミュニティーに届けた春

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2025年5月9日号掲載|10

第20回JAAサクラ祭り
コロナパークで開催
コミュニティーに届けた春

ニューヨーク市とニューヨーク日系人会(JAA)共催の「サクラ祭り」が4月19日、クイーンズ区フラッシングメドー・コロナパークで開催された。このサクラ祭りは、2001年JAAから同公園に168本の桜の木を寄贈・植樹したことから始まった。2003年からは市と共催で実施し、今年で20回目を迎えた。

植樹
(左から)サマ氏、森大使、佐藤JAA会長、ヒロセ氏、アズマ氏、マコーマック氏

桜植樹プロジェクトは、稲垣茂元JAA会長が1992年から始めたもの。その後もサクラ祭りを資金面で支援し、没後は千恵子夫人が稲垣氏の遺志を継ぎ支援してきた。

その夫人も昨年亡くなり、今年からは写真家でJAA理事の一人・広瀬ジョージ氏と、日系コミュニティーの支援で開催している。

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今年は、JAA副会長であり、日系・アジア系コミュニティーのリーダー、ジュリー・アズマ氏の功績を称え、桜の木が植樹された。当日は、太鼓グループ・僧太鼓による演奏で幕を開け、佐藤貢司JAA会長が開会の挨拶を行った。在ニューヨーク日本国総領事館からは森美樹夫大使、フラッシングメドー・コロナパークからは公園責任者のアンソニー・サマ氏などが参加した。

20年という節目を迎えたサクラ祭り。これからもJAAの恒例行事として、地域コミュニティーに春を届ける。

植樹

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