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ニューヨーク在留邦人にエール
Jオーケストラが紡いだ
音楽の架け橋
2025年7月25日号掲載|10
日本の医療従事者ら約100人で構成される交響楽団「Jオーケストラ」が7月18日、カーネギーホールでコンサートを開催。多くのクラシックファンで賑わった。
当日は、指揮にコソボ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を務めた柳澤寿男氏、コンサートマスターに桐朋学園芸術短期大学特任教授の志村寿一氏(バイオリン)、ゲストとして世界的に高い評価を受けるピアニスト・仲道郁代氏を迎えて行われた。

第1曲目は、エルガーの行進曲「威風堂々」。その名の通り、カーネギーでの幕開けにふさわしい、堂々たるパフォーマンスが披露された。2曲目は、仲道郁代氏が登場し、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」を演奏。華やかさと重厚さをあわせ持つその音色は、名曲の魅力を存分に引き出し、会場を深い感動で包み込んだ。
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フィナーレは、ドヴォルザークの「新世界より」。壮大な響きが会場を包み、喝采とともにプログラムは締め括られた。鳴り止まない拍手に応え、地元ニューヨークのコーラス陣とともにアンコールが披露され、深い感動と共にコンサートは幕を下ろした。
公演の実行委員長・宮坂厚弘歯科医師(医療法人社団清慈会理事長)は、コンサートを前に「海外在住者は民間外交の最前線。相互理解を深める重要な役割を担っているニューヨークの在留邦人の方々へのエールを込めて演奏します」と語っていたその言葉通り、聴衆の心に響いた出演者たちの熱演は、共感と連帯の輪を広げ、国際的な交流と理解の促進に寄与する意義深い一夜となった。