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IRS、2026年から税金還付を原則デジタル化
紙の還付小切手を段階的に廃止へ
2026年1月28日投稿
IRS(Internal Revenue Service、米国国税庁)は2026年の確定申告シーズンから、税金還付における紙の小切手を段階的に廃止する方針を明らかにしている。これにより、今後は銀行口座へのダイレクトデポジットが原則となり、紙の小切手による還付は例外的な扱いとなる。

この変更は、政府支払いの近代化を目的とした大統領令14247号に基づくもので、IRSは還付金の支払いを含めた完全なデジタル決済体制への移行を進めている。IRSによれば2025年9月30日以降、紙の還付小切手は順次廃止されており、2026年の申告シーズンではその影響が本格化する。
IRSは、ダイレクトデポジットへの移行について「還付をより迅速かつ安全に行うため」と説明、電子申告と口座振込を組み合わせた場合、多くの還付は21日以内に処理されるとしている。一方、紙による申告や郵送は時間を要するうえ、今後はさらに遅延が発生する可能性があると警告する。
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銀行口座を持たない納税者に対し、IRSはまず口座開設を検討するよう呼びかけている。口座開設が難しい場合の代替手段として、ルーティングナンバーに対応したチャージ式プリペイドデビットカード(*Reloadable prepaid debit card with direct deposit=ルーティングナンバーと口座番号が付与され、銀行口座の代わりに振込を受け取れるカード)の利用を推奨している。
IRSは「紙の小切手に慣れている納税者ほど、早めの準備が必要だ」と呼びかけており、今年以降の確定申告では、還付金の受け取り方法が申告の重要なポイントとなりそうだ。
*Reloadable prepaid debit card with direct deposit
銀行口座の代わりとして利用できるプリペイドカード。カード名義人専用のルーティングナンバーと口座番号が付与されたカードで、オンラインや専用アプリから申し込むことが可能。カード提供会社(Green Dot / Wisely / Netspendなど)を選ぶ際に、「Direct Deposit対応」かどうかを確認すること。
TAX申請スケジュール(2025年分/2026年申告シーズン)
■受付開始日:2026年1月26日(月)
■提出締め切り:2026年4月15日(水)
■延長申告の場合:2026年10月15日(木)まで提出可能(※支払い期限は別)
■IRSのサイト:https://www.irs.gov
大統領令14247号
Executive Order 14247: Modernizing Payments To and From America’s Bank Account
■https://www.federalregister.gov/documents/2025/03/28/2025-05522