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2025年2月28日号掲載|5
アーティスト4人の新作
コーヒー&芸術で対話促す
「イリー・アート・コレクション」
サステイナブルな品質とアートとのユニークな繋がりで知られるイタリア発のコーヒーブランド「イリーカフェ(illycaffè)」は、アートフェア「フリーズ・ロサンゼルス(Frieze Los Angeles)」(2月20日〜23日)のオフィシャル・グローバル・コーヒー・パートナーを継続。同社が展開する「イリー・アート・コレクション」で、アーティスト4人の作品をあしらったカップ=写真=を発表した。


1933年創業、主にエスプレッソを専門とするイリーは、現在世界約140 ヵ国でコーヒー関連製品を販売。1992年に立ち上げられた「イリー・アート・コレクション」では、コーヒー業界以外の著名人やアーティスト、デザイナーとコラボしたカップを販売。これまでに、フランシス・フォード・コッポラ(映画監督)、デヴィッド・バーン(ミュージジャン)、ジェフ・クーンズ(アーティスト)、オノ・ヨーコ(アーティスト)を含む126人がデザインを提供している。
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今回、アートワワークを手がけた4人のアーテイストはすべて女性。シリア系アメリカ人のシモーヌ・ファタル(Simone Fattal)、イラン出身のシリン・ネシャット(Shirin Neshat)、ドイツ系イタリア人のモニカ・ボンヴィチーニ(Monica Bonvicini)、セネガル出身のビンタ・ディアウ(Binta Diaw)だ。4人は、差し迫った環境・社会問題を考察、女性として各自が置かれた背景や経験を、コーヒーカップを通して共有している。
アイテムはエスプレッソ用とカプチーノ用で、それぞれ2カップセットと4カップセットを提供。イリーカフェ取扱店およびインターネットなどで販売。同社CEOのクリスティーナ・スコッキアはリリースで次のように説明する。
「フリーズ・ロサンゼルスへの参加は、アートとコーヒーの永続的な繋がりと社会問題に取り組むことの証。コミュニティーが壊滅的な山火事の影響と闘っている今、この使命は大きな意味を持つと考えています。アートは文化の架け橋であり、変化を促す力がある。認識と対話を促進する世界共通の言語として機能すると信じています」
illycaffè
illy Art Collection
■https://www.illy.com/en-us