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2025年1月31日号掲載
NY育英学園各校で書き初めと餅つき
年越し行事開催
ニューヨーク育英学園(ニュージャージー州イングルウッドクリフス)は、全日制と週末補習校各校で、毎年新年行事として書き初め大会が実施される。サタデースクールマンハッタン校(牧野佳代子ディレクター)でも1月14日(火)、「小中学部書き初め大会〜筆に新年の想いをこめて〜」が開催された。

国語科では書写を実施していないため、年に1回、この行事でのみ毛筆を持つ生徒も多い。書写専門講師・神谷房子先生指導の下、生徒たちが短い時間だったが集中し、一筆一筆に精魂をこめた会となった。
まず広い体育室に敷き詰められたシートに正座をし、手を合わせ、新年の挨拶からスタートした。講師のデモンストレーションの後、それぞれに与えられた文字に取り組んだ。
一人2、3枚書き、その中から一番よく書けた1枚を個人の作品として提出。これら作品は1月18日、校内で展示された。優秀作品には金・銀・銅の賞が贈られた。
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育英学園フレンズアカデミーたんぽぽ幼稚園(笠間将平ディレクター)では、新年の餅つき大会が開催された。本格蒸し器で作る「究極の餅つき」に親子で大熱狂だったという。
第一部は在園児と保護者の餅つき大会。餅つき前に、パネルシアターで十二支の物語を楽しく学んでから、職員によるデモンストレーションがスタート。「こんなに大きな杵を振り上げるの!?」と驚きながらも、親子で力を合わせるうちに手元に自信が生まれ、子どもたちからは「もっとやりたい!」の声が止まらなかった。つきたての餅は、きな粉、あんこ、のり醤油の3種類に味付けされ、全員で味見をした。「ふわっと甘くて、とろけそう!」「初めて食べました。こんなにおいしいなんて知らなかった!」と子どもたちは大喜びだった。
第二部は、外部生徒の親子を迎えての餅つき大会だった。6家族が初めての和文化体験を楽しんだ。保護者の手を払いのけ、重い杵を振り上げる子どもの姿に保護者も感動しきり。異国の地でも、日本文化が受け継がれていることを再認識するイベントとなった。
フレンズアカデミーでは親子クラス「ぽっぽ」にも力を入れており、2月3日(月)には「節分・豆まき」を実施する予定だ。また、保育室開放「わくわく」も定期的に開催中。元劇団「四季」で活躍し、保育経験も豊富な講師が、大人も子どもも一瞬で引き込まれる多彩なプログラムを展開する。
問い合わせ
■マンハッタン校事務局:SatM.Nyikuei@gmail.com
■フレンズアカデミー:friendsacademy@nyikuei.org