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育英学園に能登から生徒招待

育英学園に能登から生徒招待
アメリカの夏を楽しむ

NY育英学園(岡本徹学園長)は、2004年能登半島地震に見舞われた小学生2人=輪島市の小学2年生、大向君と羽村さん=を、同校が主催するサマースクール後期に招待。彼らはアメリカ人教師2人とバイリンガルのディレクターが行う英語習得グループに挑戦した。

育英学園サマースクール
育英学園サマースクール

スポーツやアート、フィールドトリップ、水遊び、縁日遊びなどを英語で楽しみ、放課後には野球教室にも参加。加えて、ホームステイ先の保護者家族と、自由の女神を見学し、マンハッタンの散策やヤンキースタジアムでの野球観戦など、ニューヨーク生活を楽しんだ。

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今回の招待企画は、ユナイテッド航空、アムネットニューヨーク、IACEトラベル、ニューヨーク日系人会の協力により実現。

同学園はこれまでも、東北や熊本から被災者を受け入れてきた。学園職員たちは、「辛い目にあった子どもたちに、災害を忘れる程、のびのびとアメリカのサマーを楽しんで欲しい」という思いから継続している。参加した児童たちからも、「将来は世界に出て活躍したい」との声が聞こえていた。

育英学園サマースクール

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