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生け花インターナショナルNY70周年 × 草月流100周年、節目祝う合同イベント

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生け花インターナショナルNY70周年×草月流100周年
節目祝う合同イベント
「調和」と「共生」表現

2026年6月5日号掲載|12

生け花インターナショナル(ロクサーナ・ワッサーマン会長)ニューヨーク支部70周年と、草月流100周年を記念した合同イベントが5月19日(火)、ホワイトプレーンズのオーパス・ウエストチェスター・ホテルで開催。草月流東京本部の講師・大泉麗仁(れいと)氏が来米。デモンストレーションとワークショップを中心に、サイレントオークションやランチ懇親会などが行われた。当日は関係者・一般あわせて約70人が参加。在ニューヨーク日本国総領事館から片平聡総領事夫妻も駆けつけた。

草月流東京本部の講師・大泉麗仁
多種多様な素材をアレンジした「Hazue’s Garden」を生ける大泉氏

生け花インターナショナルVPの一人、デビー・コピンスキー氏と、片平総領事の挨拶後、大泉氏のデモンストレーションが始まった。

オープニング作品は、自身初という野菜(アスパラ)を含む素材の多くを、滞在先でもある波津江・スタイン氏(同生け花インターナショナルVP)の庭から調達。この季節に見られる多種多様な素材をアレンジした作品で、「調和」や「共生」をイメージ。最終的に「Hazue’s Garden」と名付けられた。

前作とは対照的に、続いて披露されたのはシンプルな構成。竹に繊細な緑の葉材と、自身が作成したという竹籤(ひご)と和紙のオブジェを組み合わせた。周囲の空間までもが壮大な世界観を演出しているようにも映り、荒野に立つ一本の木のように、「辛抱強さ」や「芯の強さ」を連想させる秀作だ。

その他、一見「生け花」とは無縁のような人工物や洋風の趣がある花瓶を取り入れるなど、独創性に富む作品を次々と披露した。

大泉麗仁
大泉氏自ら作成した竹籤(ひご)と和紙のオブジェを合わせた作品
(左から)ワッサーマン会長、片平夫人、大泉氏
(左から)ワッサーマン会長、片平夫人、大泉氏

「短い時間でしたが、マンハッタンや郊外を歩き、多くのインスピレーションをいただきました。今日はそれらを基に、心を込めて活けてみました」と大泉氏。短時間で10作品を制作し、色彩のコントラストやバランス、卓越した技術に加え、独自の世界観やダイナミックな空間構成によって、「生け花」の奥深さを見事に表現した。

デモンストレーションの後はランチを楽しみながら懇親会を開催。その後、オークションの結果発表やワークショップなども行われ、参加者らは日本の伝統文化である「生け花」の魅力を存分に堪能した。

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草月流東京本部の講師・大泉麗仁

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