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歴史ある監獄建築を再生、全48室がスイート
ミュージアムやカフェも楽しめる新ヘリテージホテル
2026年6月26日投稿
重要文化財の旧奈良監獄を活用したラグジュアリーホテルが奈良に誕生した。
星野リゾートは2026年6月25日、国の重要文化財「旧奈良監獄」を保存・再生したホテル「星のや奈良監獄」を開業。約100年にわたり刑務所として使われてきた歴史的建築が、48室すべてスイートルームのヘリテージホテルとして新たな命を吹き込まれた。

旧奈良監獄は、明治政府が建設した「明治五大監獄」の中で唯一、当時の姿をほぼ完全な形で残す建築物。赤レンガ造りの外観や、中央看守所から舎房が放射状に広がる「ハヴィランド・システム」など、明治建築の意匠を間近で体感できる。




客室は、かつての独居房や雑居房を複数つなげて再構成。アーチ状のヴォールト天井やレンガ壁など歴史的なディテールをそのまま生かしながら、ゆったりとしたリビングやベッドルームを備えたスイートへと生まれ変わった。閉塞感を再現するのではなく、監獄建築そのものをデザインとして楽しめる空間に仕上げている。
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滞在の楽しみは建築だけではない。夕食では、日本のフランス料理の歩みをテーマにしたコース「ガストロノミー・クロニクル」を提供。明治期の洋食文化に着想を得た「文明開化の朝食」や、奈良産の和紅茶を味わうティータイム、蓄音機の音色を楽しむバータイムなど、ホテル全体で”文明開化”の時代を表現する。

敷地内には「奈良監獄ミュージアム by 星野リゾート」も併設。宿泊者は滞在中何度でも入館でき、ホテルステイと合わせて建物の歴史や文化財としての価値を学ぶことができる。
宿泊は1泊14万7000円(1室、税・サービス料込、食事別)から。「泊まるのはハードルが高い」という人も心配はいらない。敷地内の「奈良監獄ミュージアム by 星野リゾート」は一般公開され、日本在住者は2,500円で見学できる。併設のカフェやショップでは、明治の洋食文化に着想を得たカレーパンやチーズケーキ、オリジナルグッズも販売。まずは日帰りで、このユニークな空間を体験してみるのもおすすめだ。
重要文化財を”見る”だけでなく、”泊まる”という体験へ。ココでしか味わえない歴史に浸る一夜となる。
星のや奈良監獄
■開業日:2026年6月25日
■所在地:奈良県奈良市般若寺町18
■客室数:48室
■料金:1泊14万7000円~(1室あたり、税・サービス料込、食事別)
■アクセス:JR奈良駅から車で約10分、近鉄奈良駅から車で約6分
■https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/hoshinoyanarakangoku/