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2025年6月12日掲載
次の20年へ――
「ハリヤマバレエ」が紡ぐ情熱と躍動のステージ
20周年記念公演
針山真実が主宰するバレエ・カンパニー「ニューヨーク・ダンスアーティストリー・ハリヤマバレエ」が6月8日(日)、創立20周年を記念した特別パフォーマンスを開催した。会場のシンフォニースペースには、出演者の家族・友人に加え多くのファンが詰めかけ、盛大な一夜限りのスペシャルステージを楽しんだ。

ハリヤマバレエは、日本からの留学をきっかけにニューヨークで活動を始めた針山がが2005年に開校。現在はペンステーション近くのスタジオを拠点に、バレエを中心にコンテンポラリー、K・POP、タップダンスなど多彩なクラスを提供している。同時に、レッスンを通して社会性、時間行動、マナーや礼儀なども指導している。
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記念公演は「白鳥の湖」で開幕。現役講師やスクール生らが素晴らしいパフォーマンスを披露。最後はコンテンポラリー・ダンス、タップダンスで第一部を終了した。インターミッションの後は、「ドン・キホーテ」の20周年記念特別バージョン、続いてこちらも新作の「ジュピター」(友谷真実振付)を披露。会場は大声援に湧いた。



最後は、女性太鼓集団「鼓舞」とのスペシャルコラボ。全ての生徒らが出演。リズミカルな太鼓の響きに、躍動感に優雅さがプラスされ、特別ステージにふさわしいエンディングとなった。
「レッスンの積み重ね、努力した先のその達成感を味わうことの素晴らしさも知ってほしいと願っています」と話す針山。団員らとともに次の20年を目指し新たな一歩を踏み出した。