よみタイムVol.98 2008年10月3日号掲載
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ザ・クラブ・アット・モーガン・ヒル
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The Club
at Morgan Hill
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丘上に広がるバレー・コース
アプローチ、パットが攻略のカギ
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ハンディーNo.1の5番ロングホール。フェアウエイは緩やかに右ドッグレッグ
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最高位にある18番グリーンからは、素晴らしいパノラマが楽しめる
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グリーン周辺は顕著な隆起とバンカーが多数
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リンカーン・トンネルよりルート78を西へ1時間余り。04年にオープンの当クラブはニュージャージーとペンシルバニアのほぼボーダーラインに位置し、アーキテクツ・ゴルフ・クラブ(本誌06年3月掲載)とは数マイルの距離。07年には州内のベスト・パブリック・コースの6位に選ばれるなど、各ゴルフ誌にて高い評価を受けている。
周辺は州境を流れるデラウェア・リバーが大きく迂回し起伏に富んだ地形。コースそのものも三方を川に囲まれた小高い丘の頂上付近にレイアウトされ、かなりアップダウンに富んでいる。眺望抜群のクラブハウスからは多くのホールを見る事が出来る。まさにバレー・コースと呼ぶにふさわしい。
コース全長は6749ヤード。4つのロングと5つのショートを含むパー71。フェアウエイは起伏に富む上、両サイドにある無数のマウンドの影響でタイトな印象。したがってブラインド・ショットやアンイーブンなスタンスになることもしばしばあるはず。ラージサイズのグリーンは速く、こちらもアンジュレーションに富んでいる。またバンカーに加えグリーン周りの隆起も顕著だ。ティーショットもさることながら。スコアメイクにおいてアプローチ、パットが重要になる。手応えのある上級者向けと言えるだろう。
まず前半では下りで狭いフェアウエイの2番、右に大きくドッグレッグしている6番ミドルが400を越える難しいホール。5番は右にドッグレッグしながら緩やかに登っているロングホールでハンディーNO・1。後半には13番。尾根に沿っており左サイドはアンプレイアブルの危険性も充分。セカンドからは登りが続くロングホール。16番ミドルは最長でも396ヤードしかないがフェアウエイは馬の背状。左に外すとリカバリーはかなり困難だ。どちらも正確性が要求されるローハンディーホール。
グリーン・フィーは地元リーハイ・バレー居住者なら月曜から金曜は44ドル。ニューヨーク、ニュージャージー居住者にも月、木曜に限り44ドルとお得なサービスもあり。プライスとともにプレイもきっと満足出来ること間違いなし。コンペも随時受付中。
(ケーシー谷口)
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- 100 Clubhouse Drive Easton, PA 18042
- Tel:610-923-8480
- www.theclubatmorganhill.com
- セミプライベート、コンペ可
- オープン期間 一年中
- グリ−ン・フィー(カート込み)
週日$59、週末$89
※NY、NJ居住者は月木に限り$44(カート込み)
- 設備:レストラン、バー、プロショップ、ドライビングレンジ
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- I-78を西へ向かい料金所を経てペンシルバニアへ。Exit75で降りモーガン・ヒル・Rdを左折。そのまま直進し丘を登ったところでクラブハウス・ドライブを左折し、しばらく行くとコースは右側
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