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よみタイムVol.78 2007年12月7日号掲載
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セダー・クリーク・ゴルフ・コース
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Cedar Creek
Golf Course
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前、後半正反対のレイアウト
グリーン周辺の攻めがカギ
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フェアウエイから見た9番グリーン。前半の最難関ホール
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距離のある11番のフェアウエイ。右にはハザードが続いている
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14番ミドルホールのグリーン。左サイドにはすぐ池が
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ガーデン・ステート・パークウェイを南へ向かい、オーシャン・カウンティーをしばらく走ると松林の合間に見えるのが当コース。運営はカウンティーによるもので、1980年のオープンから人気のコース。ミッド・シーズンには多くのコンペが開催されるほどだ。カウンティーのコースだけあってリーズナブルなグリーン・フィーでプレイ出来るのも人気の理由だろう。
コース全長は6325ヤード、パー72。ややオープンなフェアウエイで、背の高い樹木がホールを分けるツリー・ラインのコース。グリーンは全体的にミディアム・サイズだが、ホールによってはかなり小さいのもある。ウォーターハザードは5ホールに留まるが、大小のバンカーを効果的に配している。最大の特徴はフロントとバックの印象が違うということ。
まずフロント・ナインはほぼフラットと言える。ドッグレッグのホールも少なく、爽快なショットを楽しむことが出来る。しかしグリーン周辺は隆起が顕著。したがってスピードも速く、アンジュレーションに富んでいる。パットがキーになることは言うまでもない。9番は唯一大きなドッグレッグのホール。グリーンは手前に下っているので、やはり奥は禁物。定石通り手前から狙っていきたいところだ。
バック・ナインはアップダウンに富んでいるのが特徴。豪快な打ち下ろしを楽しむことが出来る。ウォーターハザードも5つのうちの4つが集中し、フロントに比べかなりタフな9ホールと言える。10番から13番はローハンディー・ホールの連続。なかでも11番は234ヤードのパー3。ミドル・ティーからでも220ヤードもあり、しかもやや登り。ショートヒッターにはパー4にも思えるハンディー1のホール。続く12番は441ヤードの長いミドル。打ち下ろしの後、左側に池がありグリーンまで続いている。
当コースはフロントとバックが全く正反対というバラエティーに富んだコース。フロントはいつもよりスコアーの良いプレイヤーもいるはず。しかしバックはアップダウンにきつい上、300ヤードほど距離も長いので、スコアー・メイクに苦労することもあるだろう。さて貴方は?
(ケーシー谷口)
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- 1 Tilton Blvd Bayvill, NJ 08721
- Tel 732-269-4460
- パブリック、コンペ可
- オープン期間 4月〜11月末
- グリ−ン・フィー
(カート込み):週日$41、週末$45
- 設備:スナック・バー、ドライビングレンジ
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- ガーデン・ステート・パークウェイを南へ向かいExit77で降りる。ストップサインを左折し、一つ目の信号を再び左折。しばらく進むと右にベテランズ・パークがあり、コースはパーク内。
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