よみタイムVol.76 2007年11月2日号掲載
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ボウリング・グリーン・ゴルフ・クラブ
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Bowling Green
Golf Club
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難関は池越えの4番、12番
要注意の硬くて速いグリーン
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池越えの4番ロング。左右もハザードが囲んでいる
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効果的に配されたバンカーがグリーンをプロテクト
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フェアウエイ脇の大きな池がグリーンまで続いている
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当クラブは1967年「デイリー・フィー・ゴルファーのためのコース」を前提に、土地所有者のリッグスと土建会社を経営するサーモンの両ファミリーがオープン。以来、高い人気を誇り、今年がオープン40周年のメモリアル。赤松林に囲まれ静かに佇むクラブハウスや設備の行き届いたコースは、プライベート・クラブのような雰囲気を醸し出している。
厚く背の高い赤松林によって分けられたツリー・ラインのコース全長は6863ヤード。トラディショナルとも言うべきデザインは、数々の名門コースを手掛けたG・コーニッシュによるもの。フェアウエイはやや広めで、緩やかな起伏の他、池や川を巧みにレイアウトに取り入れている。グリーンは大小かたちもさまざま。スピードも速くアンジュレーションに富んでいるため、3パットの危険は充分に孕んでいる。またドッグレッグも多数ありバラエティーに富んだコースと言える。
前半は6、7番と400ヤードを優に越えるミドルが続き、両方ともローハンディーホールとなっている。後半でも距離の長いホールが17、18と続き、こちらも手応えのあるホールだ。シグニチャーとも言うべきは、池越えのティーショットで始まる4番ロング。フェアウエイの左右ともウォーターハザードが待ち受け、そこから大きく左にドッグレッグ。ティーショットは奥につけたいが、ショートしてしまうと刻まざるを得ない。
フェアウエイもやや狭くなり今度は川越え。まさにピンポイントの正確さが必要だ。12番ミドルも池越えでスタート。ここもセカンド以降は左にドッグレッグ。右側にはまた別の大きな池がグリーンまで続き、右半分を池が囲んでいる。やはり定石通り左サイドから攻めて行きたい。これらのホールはいずれも距離はないもののこちらもローハンディー。決して侮れないホールだ。
ティーボックスはレディースを含め5種類。起伏もさほど無く歩いてのプレーももちろんOK。全てのスキルのプレーヤーに楽しんで頂けること間違いなし。きっとベストスコアーも可能だろう。さて当コースがベスグロのメモリアルとなりますかどうか?
(ケーシー谷口)
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- 53 Schoolhouse Road Oak Ridge, NJ 07438
- Tel (973) 697-8688
- www.bowlinggreengolf.com
- パブリック、コンペ可
- オープン期間 4月〜11月末
- グリ−ン・フィー
(カート$17) 月〜金$55、土日祝$85
- 設備:レストラン、プロショップ、ドライビングレンジ、プラクティスグリーン
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- I-80を西へ向かいExit34Bで降りRt15を北に向かう。バークシャー・バレー・ロードを右折し約6マイル進み、ドーバー・ミルトン・ロードを左折。突き当たりのストップサインを再び左折し、スクールハウス・ロードを右折するとコースは左側。
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