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よみタイムVol.75 2007年10月19日号掲載
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マッキャン・メモリアル・ゴルフ・コース
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McCann Memorial
Golf Course
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緩やかな起伏続くコース
ロングは2オンも可能
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クラブハウス脇にはパッティンググリーン
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10番、左に大きくドッグレッグし緩やかに登っている。
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14番ロングホールは池越えのティーショット
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マンハッタンより北へ90分余り、当コースは自然が色濃く残るハドソン・リバー・ハイランドに位置している。オーク・ツリーの森林を切り開きレイアウトされたコースは、緩やかな起伏が続いている。オープンは1972年、以来ローカルのトーナメントを数多くホストするなど地元では人気。ゴルフ雑誌でも4スターを獲得している。また近隣の女性プレーヤーも多く、やはり激しいアップダウンが少ないところが人気の理由だろう。
全長は6524ヤード、パー72。背の高い樹木がコースを分けるツリーラインのコース。フェアウエイはワイドオープンだが、左右にドッグレッグしているホールが多い。したがってフェアウエイを囲む樹木の影響でセカンド以降がブラインドになってしまうこともしばしばあるだろう。グリーンはミディアム・サイズ。一見フラットに見えるが意外とトリッキーだ。長い距離を残してしまうと3パットの可能性もあるので、気を付けたいところだ。ウォーター・ハザードは6ホールにあり、バンカーも効果的にグリーンをプロテクトしている。
前半はハイ・ハンディーの1番ミドル、2番ロングで始まり、上々のスタートが切れるだろう。続く3番ミドルが前半の最難関。距離は439ヤード、やや左にドッグレッグしておりセカンド以降は右に池があるので慎重にいきたいところだ。
後半は10番、401ヤードのミドルがハンディーNo・1のホール。左に大きくドッグレッグしており、グリーン手前から左サイドにはおおきなバンカーが待ち受けている。最終18番も423ヤードの長いミドル。当コースのシグニチャーと言うべき難ホールだ。
トータルで8つあるのショートとロングは比較的距離が短いので、納得のいくスコアメイクが出来るだろう。特にロングホールでは、飛距離に自信のあるプレイヤーには2オンも期待できるはず。ティーボックスはスキルに合わせて4種類、ビギナーからアドバンスまで全てのプレイヤーに楽しんでもらえること間違いなし。
当コースは前回紹介のキャスパー・キル・ゴルフ・クラブと至近距離にあり、夏場なら2ラウンドも可能。
(ケーシー谷口)
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- 155 Wilbur Blvd, Poughkeepsie, New York 12603
- Tel (845)471-3917
- www.mccanngolfcourse.com
- パブリック、コンペ可
- オープン期間 4月〜11月末
- グリ−ン・フィー
(カート$27) 週日$34、週末$39
- 設備:レストラン、バー、プロショップ、ドライビングレンジ
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- ソー・ミル、タコニックへとパークウェイを乗り継ぎExit26から、I-84を西へ向かう。Exit 13Nで降りルート9を北に向かい数マイル進んだところでスパッケンキル・ロード(Spackenkill
Rd)を右折、ウィルバー・ブルーバード(Wilbur Blvd)を左折ししばらく行くと右側にコース。
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