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よみタイムVol.72 2007年9月7日号掲載
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タウン・オブ・ワールキル・ゴルフ・クラブ
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Town of Wallkill
Golf Club
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アップダウンに富んだコース
ゴルフ誌から4スター獲得
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ハンディーNo.1の13番。グリーン手前には大きな池が
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打ち下ろしの18番ティーよりクラブハウスを望む
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大きな池に沿ってレイアウトされた1、2番ホール
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当クラブはオレンジ・カウンティーの北西部、NYスルーウェイからルート17号へ乗り継ぎマンハッタンより1時間余り。17号沿いにあり、エグジットを降りて数分の距離に位置している。
91年にオープンし、ゴルフダイジェスト誌では4スターを獲得。以来NYステートやメトロ・エリアのアマチュア・トーナメントが開催されるなど、カウンティー外からもリピーターが多い人気のコースだ。
全長は6473ヤード。アップダウンに富んでいるのが特徴で、森林を切り開きデザインされたニュー・イングランド・スタイル。したがって各ホールとも厚い林に囲まれている。その影響かフェアウエイはタイトな印象。左右ドッグレッグのホールも多数。グリーンは全体的にミディアム・サイズ。ホールによってはかなり小さく細長いものもあり、アプローチがスコアメイクのカギとなる。
もう一つの特徴がウォーターハザード。11ホールにも及び、オープニングの2ホールと上がりの2ホールは、大きな池の回りにレイアウトされている。2番を除けば距離はないものの、緊張のティーショットが続く。
9番は距離のあるミドル。ほぼストレートだが、右サイドには大きな樹が張り出しているため、左サイドから狙っていきたいところ。ここは前半で一番のローハンディーホール。後半では13番が最難関。距離は最長でも368ヤードしかないが、意外にもスコアーを落とすプレーヤーが多いという。その理由は、左に大きくドッグレッグしているフェアウエイ。かなり狭い上に両サイドともにレッド・ステークが立っている。アプローチは100ヤードにも及ぶ池越えとなるので、気の抜けないショットの連続。まさにピンポイントの正確性が必要とされるホールだ。やはりアマの大きな大会が開催されるだけあって、全ホールを通してチャレンジングなコースと言えるだろう。
当クラブの経営はタウンのよるものだが、クラブハウスやその他の施設も充実し高級カントリー・クラブのようだ。リーズナブルなグリーン・フィーやコースの整備も申し分なし。スコアーカードにはヤーデージ・ブックが付いているなど、サービスの面でもきっと満足して頂けるだろう。
(ケーシー谷口)
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- 40 Sands Road, Middletown, NY 10941
- Tel 845-361-1022
- パブリック、コンペ可
- www.townofwallkill.com
- オープン期間 一年中
- グリ−ン・フィー(カート込み)
週日$40、週末$65
- 設備:レストラン、バー、プロショップ、ドライビングレンジ
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- ニューヨーク・スルーウェイ(I-87)を北へ。Exit16で降りRt17を西へ向かう。Exit119(パイン・ブッシュ)で降りRt302を南。Rt17Mを北に向かいサンズ・ロードを右折。しばらく進むとコースは右側
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