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よみタイムVol.69 2007年7月20日号掲載
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アップル・グリーンズ・ゴルフ・コース
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Apple Greens
Golf Course
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りんご畑広がる27ホール
起伏激しいイースト・コース
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イースト・コース19番ミドルホールのティーグランドより |

シグナチャーホールの5番ショート。グリーン手前から左、奥を池が囲む |

コース脇に植えられたリンゴの樹 |
ニューヨーク州を南北に縦断するスルーウェイを北上し、雄大な自然が広がるハドソン・バレーに位置している当コース。スルーウェイからのアクセスも良く、マンハッタンから1時間余り。景観が美しく、バラエティーに富んだプレイが楽しめる。オープン時は18ホールだったが、後に9ホールが追加され、現在は全27ホール。
アップル・グリーンズ・ワンとツーが当初の18ホール。緩やかな起伏と左右ドッグレッグのホールが多数あり、ウォーターハザードは11を数える。ミディアムサイズのグリーンは速く、アッジュレーションに富んでいるのが特徴。当コースのシグニチャーホールは4、5番。4番は610ヤードのロングホール。フェアウエイはワイドオープンだがうねっており、右から左へと傾斜している。従ってアンイーブンなスタンスになることもしばしばあるだろう。細長いグリーンの左サイドは全てバンカー。段差もありランディングエリアも狭いのでこのバンカーは避けたいところだ。5番ショートは156ヤード。しかし周りを池が囲み、ほぼアイランド・グリーンのよう。グリーンは小さく、ラフも狭いので正確なショットを要求されることは言うまでもない。
もう一つがアップル・グリーンズ・イースト。こちらは対照的にアップダウンに富んでいるのが特徴。中には豪快な打ち下ろしやきつい登りのホールがあり、チャレンジングな9ホールと言えるだろう。こちらも同様にグリーンは速くトリッキーだ。19番スタートホールは川越のティーショットの後は登り。フェアウエイは狭いのでここでつまずくプレイヤーも多い。22番436ヤードのミドル、23番は598ヤードのロングと距離のある登りの難ホールが中盤に続いている。
ニューヨーク市の愛称は、ご存知ビッグアップル。特産品のアップルが有名だったことに由来するが、当コースもその名の通りアップル畑を縫うようにコースがレイアウトされていることから名付けられたもの。ラウンド中にちょっと拝借してもいいらしいが、もちろん近隣で購入も可能。おみやげにいかがだろう。
(ケーシー谷口)
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- 161 South St, Highland, NY 12528
- Tel 845-883-5500
- リゾート、コンペ可
- www.applegreens.com
- オープン期間 一年中
- グリ−ン・フィー(カート込み)
週日$43、週末$59
- 設備:スナックバー、プロショップ、ドライビングレンジ
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- ニューヨーク・スルーウェイ(I-87)を北に向かいExit18で降り、Rt299を東へ。約1.5マイル進みサウス・ストリート(2つめの信号)を右折。そのまま直進しコースは右側。
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