よみタイムVol.137 2010年5月21日号掲載
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プレーヤー・コース@ライマン・オーチャーズ・ゴルフクラブ
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Lyman Orchards
Golf Club
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Gプレーヤーがデザイン
圧巻は峡谷でのティーショット
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フェアウエイは狭く、登りが続く峡谷ホールの3番ミドル
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ハンディキャップNo.1の8番ロングホール。ティーグランドよりフェアウエイを望む
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後半に多いメドウ・ホール。ウォーターハザードも多数
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コネチカット州ニュー・ヘイブンの北に位置する当クラブは、マンハッタンより一時間余り。69年にオープンし2つのチャンピオンシップコースを有している。
今回は前号のジョーンズ・コースに続きプレーヤー・コースの紹介。当コースは95年に追加されたもので、デザインはメジャートーナメントで優勝経験を持つゲーリー・プレーヤー。
こちらもジョーンズ・コースと同様に、各ゴルフ誌から高い評価を受けている。
アップダウンに富むコースは、5つのショートと4つのロングを含みパー71。距離はフロント・ティーなら5890ヤード。ミドルでも6325ヤードに留まり、最長のバックからは6725ヤード。しかしフェアウエイは狭く、また両サイドに連なるマウンドの影響でよりタイトな印象。
アンイーブンなラインに加え、ドッグレッグの影響でブラインドになることも多い。したがってショットメーカーズ・デライトと言える。グリーンはミディアム・サイズ。アンジュレーションに富みスピードも速い。
もうひとつつ特筆すべきは各ホールを、ラヴィーン=峡谷、オーチャード=果樹園、メドウ=牧草地の3つのタイプに分類出来ること。それぞれ趣きが異なりバラエティーに富んだコース・レイアウトとなっている。
8番ロングはハンディキャップナンバー1のホール。斜面沿いに左にドッグレッグして行き、ティーショットは池越え。サード以降さらに左に曲がり、アプローチは打ち下ろし。グリーン手前にはアンプレイアブルのエリアが広がっている。10番、12番ミドルも斜面沿いのホール。ストレートながらかなり狭く、これらもロー・ハンディキャップ。シグニチャーホールは3番ミドル。
典型的な峡谷のホールで、ティーショットは80ヤードにも及ぶ谷越え。タイトなフェアウエイで登りが続き、グリーン手前には川。2つのバンカーグリーンをプロテクトしている。
当コースは比較的距離が短いため正確性がより要求されるはず。ジョーンズ・コースとは対照的と言えるだろう。リーズナブルなグリーン・フィーもさることながら、二人のレジェンドがデザインした2コースを楽しめる当クラブ。是非お試しあれ。
(ケーシー谷口) |
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- 70 Lyman Road Middlefield, CT 06455
- Tel:860-349-6031
- www.lymangolf.com
- パブリック、コンペ可
- オープン期間:3月末〜11月末
- グリ−ン・フィー(カート込) 週日$45、週末$55
- 設備:レストラン、バー、プロショップ、ドライビングレンジ
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- I-95を北に向かいExit48からI-91を北へ。Exit15で降りRt68を右折。しばらく進みRt68の標識に従って信号を左折。そのまま直進しRt157を左折すれば数分で右側にコース入り口。
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