よみタイムVol.136 2010年5月7日号掲載
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ジョーンズ・コース@ライマン・オーチャーズ・ゴルフクラブ
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Lyman Orchards
Golf Club
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名匠ジョーンズ・シニアがデザイン
距離長く多数待ち受けるハザード
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ハンディキャップNo.1の3番。フェアウエイ右の他、グリーンサイドにも大きなバンカーが
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左ドッグレッグの10番ミドル。ティーショットは豪快な打ち下ろし
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後半にはウォーターハザードが多数。14番グリーンの手前には川が流れている
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海岸線と並行する95号線を北に向かいコネチカット州へ。ニュー・ヘイブンの北に位置する当クラブはハイウエイーを乗り継ぎ、マンハッタンより一時間余り。69年のオープン当初は18ホールでスタート。そののち新たに18ホールが追加され、現在は2つのチャンピオンシップ・コースを有している。
今回の紹介はジョーンズ・コース。69年のオープン当時のコースがこちらで、デザインはロバート・トレント・ジョーンズ・シニア。チャレンジングな上級者向けで、今年もPGAイベントの開催が予定されている。
コースは起伏に富む前半、ドッグレッグ多数の後半といえる。距離は長く全長7011ヤードで、パーは72。樹木がコースを分けるツリーライン・スタイル。フェアウエイはオープンといえるが、ウォーター・ハザードは9ホールにあり、他のハザードも多数待ち受けている。グリーンはミディアムからラージ・サイズ。スピードも速くアンジュレーションに富んでいる。
前半は登りのミドル・ホールでスタート。距離は最長で435ヤードあり、いきなりつまずくプレイヤーも多いらしい。3番ミドルは右ドッグレッグ。両サイドに迫る樹木の影響でフェアウエイはタイトな印象。右サイドには大きなバンカーが効果的に配されている。このホールはハンディキャップナンバー1。9番は当コース最長のロングで距離は572ヤード。左に緩やかに弧を描いている難しいホール。
ウォーター・ハザードが多いのも後半のもう1つの特徴。10番は打ち下ろしのミドル。左の池を囲む様にドッグレッグしている。ハイ・ハンディキャップながら侮れないホールだ。14、15、16番とタフなミドルホールが続く。中でも難関は右に大きくドッグレッグしている16番。右から樹木が張り出しているので左から狙いたいが、左サイドには大きな池と大きなバンカーがある。距離は428ヤードでハンディキャップはナンバー2。
オーチャードは果樹園の意味で、敷地内にはリンゴ畑が点在。赤いリンゴがクラブのロゴにもなっている。ゴルフ誌のほかザガットでも評価の高いコース。是非チャレンジされたし。次回の紹介はプレイヤー・コース。
(ケーシー谷口) |
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- 70 Lyman Road Middlefield, CT 06455
- Tel:860-349-6031
- www.lymangolf.com
- パブリック、コンペ可
- オープン期間:3月末〜11月末
- グリ−ン・フィー(カート込) 週日$45、週末$55
- 設備:レストラン、バー、プロショップ、ドライビングレンジ
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- I-95を北に向かいExit48からI-91を北へ。Exit15で降りRt68を右折。しばらく進みRt68の標識に従って信号を左折。そのまま直進しRt157を左折すれば数分で右側にコース入り口。
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