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よみタイムVol.123 2009年10月16日号掲載
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ウィロウ・ブルック・カントリー・クラブ
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Willow Brook
Country Club
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小さなグリーンが難敵
後半は7つのドックレッグ
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グリーンは小さく、まわりにはバンカーとマウンドが施されている
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ハンディキャップNo.1の3番。緩やかに左に曲がり先にはクリークが
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14番ショートホールには、ティーグランド前とグリーン手前に2つの池がある
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バーリントンは州境を流れるデラウエア・リバーに面した、ニュー・ジャージー中南部のカウンティー。当クラブはターンパイク西側、デラウエア・バレーと呼ばれるエリアに位置しマンハッタンよりおよそ90分。1968年のオープン以来、一つのファミリーが所有、運営している。リーズナブルなプライスということもあり、リピーターの多いクラブ。
デラウエア・リバーに程近くクラブ周辺はフラットな地形。したがってコースそのものも歩いてのプレーが可能なほど。全長は6574ヤードで、パーは72。厚い樹木が各ホールを囲むツリーライン・スタイルでフェアウエイはタイト。小さなクリークが幾つもフェアウエイを横切っている。グリーンはスモールサイズ。アンジュレーションはないが意外にも読みづらく、スピードも速い。両サイドにはバンカーがしっかりとグリーンをプロテクトしている。ホールによってはいくつものマウンドがグリーン周りに施されており、ティーショット同様にアプローチが攻略のカギとなるだろう。
まず前半はオープニング3ホールにクリークがあり、なかでも3番ロングホールには2箇所。ティーショット次第では2つめのクリークがちょうどセカンドの落下地点辺り。したがって狙うか刻むかの選択を迫られるはず。ストレートながら最長545ヤードあり、ハンディキャップ・ナンバー1の難ホール。6番は右ドッグレッグのミドル。こちらも400を越えるローハンディー・ホール。
後半はショート除く7ホールがドッグレッグ。特に13番と15番の2つのロングホールはジグザグに曲がっている。最終18番は左ドッグレッグのミドル・ホール。距離は420ヤードあり、グリーン手前100ヤード辺りにクリーク。またグリーンの右半分を大きな池が囲んでいる。当コース最長555ヤードの15番と並び、後半で最も難しいホールの一つになっている。
当コースは以前紹介したランコカス・ゴルフ・クラブとはランコカス・クリークを挟んで数マイルの距離。フラットなコース、ツリーライン・スタイルなど共通点は多いが、違った趣きがありきっと楽しんで頂けるはず。
(ケーシー谷口) |
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- 4310 Bridgeboro Road, Moorestown, NJ 08057
- Tel:856-461-0131
- www.willowbrookcountryclub.com
- パブリック/コンペ可
- オープン期間:一年中
- グリ−ン・フィー
週日$51、週末$60(カート込み)
- 設備:レストラン、バー、プロショップ、ドライビングレンジ
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- NJターンパイクを南へ向かいExit5を経てI-295を南。Exit43Bで降りクリーク・ロードを右折。しばらく進みブリッジボロ・ロードを左折し、左側にコース
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