よみタイムVol.122 2009年10月2日号掲載
|
|
アイランド・グリーン・カントリー・クラブ
|
Island Green
Country Club
|
フラットだがタフなバンカー
後半5つのウォーターハザード
|

ストレートの4番ロングホール。しかしグリーン手前は狭く、セカンド辺りからではグリーン左3分の1が見える程度
|

2つの池がある7番。グリーン後方から7番フェアウエイを望む
|

シグニチャーホールの11番ミドルホールのグリーンはアイランド状
|
ニュージャージーとペンシルバニアの州境を流れるデラウエア・リバー。その両サイドがデラウエア・バレーと呼ばれるエリア。当クラブは境界に掛かる橋より数マイル。フィラデルフィアの北東部に位置しマンハッタンより約90分。01年にオープンしたまだ新しいコース。
全長は6615ヤード、パー72。リンクス・スタイルのコースはフラットで、歩いてのプレーも支障が無いといえる。しかしながらホールによっては張り出したバンカーなどの影響でうねりを繰り返し、フェアウエイもタイトになっている。グリーンはラージサイズ。こちらもバンカーの影響でアンジュレーションに富んでおり、スピードも速い。ウォーターハザードは全部で6ホールに。
4番は最長560ヤードあるストレートのロングホール。ワイドオープンなのでロングドライブを狙いたいところ。しかしセカンド以降はやや下りながらフェアウエイはかなりタイトになってゆく。特にグリーン手前右には樹木が張り出しており、右からのアプローチは完全なブラインド。
グリーン回りのラフも狭い。ここがハンディキャップナンバー1の難しいホール。左に池のある7番はややエレベイトされたティーグランドからのドライバーショット。緩やかに右にドッグレッグしており、グリーン手前右サイドにはまた池。こちらもタフなホールだ。
後半は前半より200ヤードほど短いが、6つあるウォーターハザードの5つが後半にある。スコアーメイクに苦しむのはやはり後半だろう。11番は土手沿いに左ドッグレッグのミドル。320ヤードしかないがグリーンはアイランド状。当コースのシグニチャーともいうべきホール。
14番は425ヤードの長いミドル。グリーン手前には池があるハンディキャップナンバー2のホール。そして15番ショート、16番315ヤードのミドル、18番ロングとウォーターハザードのホールが続く。
デラウエア・バレー・エリアには近年オープンしたコースがたくさんあり、意外にもリーズナブルなグリーン・フィーのところが多い。当コースも例外ではない。コースのコンディションも常に良好で是非プレーして頂きたいコースの一つ。
(ケーシー谷口) |
|
- 1 Red Lion Road, Philadelphia, Pa 19115
- Tel:215-677-3500
- www.islandgreencc.com
- パブリック/コンペ可
- オープン期間:一年中
- グリ−ン・フィー
週日$50、週末$60(カート込み)
- 設備:レストラン、バー、プロショップ、ドライビングレンジ
|
- NJターンパイクを南へ向かいExit6からI-276を西へ。橋を越えペンシルバニアに入りRt1/リンカーン・ハイウェイで降り、そのままリンカーン・ハイウェイ(途中から名称はルーズベルト・ブルバードに変更)を南へ。レッド・ライオン・ロードを右折し、しばらく進むと右側。
|
|
|