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よみタイムVol.109 2009年3月20日号掲載
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リッジフィールド・ゴルフ・コース
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Ridgefield
Golf Course
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タフなミドルが多い前半
後半はウォーターハザード随所に
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6番ロングホールは最長542ヤード。ドッグレッグの後フェアウエイは狭く、登り
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15番ミドルホール脇には大きな池が。ハンディキャップNo.1の難しいホール
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コース内の湿地帯の真ん中に設けられた長いカート・パス。ホールとホールを繋いでいる
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I-84を東へ向かいニューヨークからコネチカットへ。周辺は小高い山々が連続するエリア。当コースは両州の境界線に接し、ハイウェイを乗り継ぎマンハッタンより一時間余り。タウン・オブ・リッジフィールドが運営している。ハイウェイより数分の距離とあって、タウン外からも人気を集めているコース。
ツリーライン・スタイルのコースはアップダウンに富む。州境を南北に連なる尾根を背にして、山々に挟まれた溝状の地に広がっている。またクラブハウスが敷地内で最も高い位置にあり、素晴らしい眺望を楽しむ事が出来る。
全長は6444ヤード。ティーボックスは3つにセットされ、バックからなら上級者にも手応えは充分。パーは3つのショートと3つのロングを含む71。フェアウエイはオープン。ミディアム・サイズのグリーンは顕著なアンジュレーションはないが意外と読みずらく、スピードも速い。ウォーターハザードは小川、大小の池など全9ホールに及ぶ。
前後半ともスタート・ホールは下り、そしてフィニッシング・ホールは登りというユニークなレイアウト。前半はパー35。400ヤードを越えるミドルが4つあり、タフなホールの連続。6番は前半唯一のロングにして、ローハンディキャップのホール。セカンド以降は左に大きくドッグレッグしフェアウエイもタイト。また激しい登りがグリーンまで続いている。
一方の後半は前半とほぼ同じ距離ながらパーは36。前半より好スコアーが出ることも多いだろう。しかし、6ホールにウォーターハザードが絡んでいるため、正確性がポイント。10番ロングは564ヤード。小川がコースを横切り、グリーン手前右サイドには池が広がっている。続く11番は池を囲む様に右ドッグレッグ。15番420ヤードのミドルは打ち下ろし。フェアウエイ右サイドには大きな池があり、グリーンまでゆるやかな登りが続く当コース一番の難ホール。
前々号にて紹介のリクター・パーク・ゴルフ・コースとは数マイルの距離。双方共にタウン経営ということで、比較されることもしばしばあるらしい。どちらが難しいかはさておき、当コースもプレイされたし。
(ケーシー谷口)
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- 545 Ridgebury Road, Ridgefield, CT 06877
- Tel:(203) 748-7008
- www.ridgefieldct.org
- パブリック、コンペ可
- オープン期間 3月末から12月
- グリ−ン・フィー:居住者$25(カート$14)
非居住者:週日$45、週末$50(カート$14)
- 設備:スナック・バー、プロショップ、ドライビングレンジ
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- ソー・ミル・リバー・パークウェイからI-684を北へ向かい、I-84を東へ。Exit1で降りソー・ミル・ロードを南へ向かい、そのままリッジブリー・ロードへ。しばらく進むと右側にコース入り口。
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