コロナ感染自宅検査キット
政府が無料配付を再開
注文はウェブサイトから
バイデン政権は、今夏の新型コロナウイルス(COVID-19)感染症の急増を受けて全米の家庭を対象に、9月30日からコロナ感染自宅検査キットの無料配付を再開した。
政府は昨年5月、公衆衛生上の緊急事態を終了したことから、PCR検査は高額になり、一部の人々にとっては利用しにくい状況が続いていた。
疾病対策センターのデータによれば、現在の感染者は、夏の急増から減少しているにもかかわらず、一部の地域では「高い」または「非常に高い」レベルの新型コロナウイルスが検出されているという。
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8月23日に発表された記者会見で保健福祉省のドーン・オコネル氏は、今回の検査キットは、現在流行しているコロナウイルスの変異株を検出できるとし、そのほとんどが感染力の強いオミクロン変異株JN.1の子孫であると説明。屋内で過ごすことが多くなり、大勢が移動するホリデーシーズンに「家族や愛する人たちの安全を守る」ことが目的だ。
検査は感染予防に不可欠な手段。感染が増える季節に、自宅で手軽にできる検査キットが果たす役割は重要で、コミュニティや職場での感染拡大を防ぐとともに、医療施設の負担を軽減する。
申し込みはこれまで同様、専用のUSPSウェブサイト(別記)から。名前と住所を入力して申し込むこと。
■無料自宅検査キット注文サイト:
https://special.usps.com/testkits