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塩谷陽子氏へ外務大臣表彰、JS芸術監督として活動20周年

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2025年2月28日号掲載|9

塩谷陽子氏へ外務大臣表彰
JS芸術監督として活動20周年

在ニューヨーク日本国総領事館は2月10日、大使公邸で令和6年度の外務大臣表彰を受賞したジャパン・ソサエティー芸術監督の塩谷陽子氏に対する伝達式を行った。

外務大臣表彰は、国際関係の様々な分野で活躍し、諸外国との友好親善関係の増進に多大な貢献、特に顕著な功績のあった個人及び団体に贈られる。またその活動に対する一層の理解と支持を国民各層に請うことを目的としている。

塩谷陽子
森首席領事(右)から賞状を受けとる塩谷氏
塩谷陽子
森首席領事(右)から賞状を受けとる塩谷氏

塩谷陽子氏は、2006年にジャパン・ソサエティーの芸術監督に就任し、今シーズンは舞台芸術プログラムの指揮を執ってから20周年を迎える。塩谷氏が手がける日本の舞台芸術(歌舞伎、能等の古典芸能、現代演劇、ダンス、音楽)公演や専門家によるレクチャーは米国人の間で好評を博している。

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また日本の伝統芸術など日本との関わりがある新作を米国アーティストに委嘱するプログラムを立ち上げ、ジャパン・ソサエティーにおいて日本芸術の北米ツアーや日米共同制作作品のプロデュースを増加させるなど、日米の相互理解及び友好親善の促進に寄与してきた。

伝達式では、初めに森和也首席領事が挨拶。続いて塩谷氏が登壇し、感謝の意を表すとともに受賞の喜びを語った。
友人を代表してパフォーマーのリサ・ビエラワ氏が歌を披露、演出家の小川アヤ氏が祝辞を述べた。ジャパン・ソサエティーのバイスチェアマンのダグラス・ピーターソン氏の発声で乾杯し、受賞を祝った。

塩谷陽子

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