2019年12月20日号 Vol.364

ジャズ・ギタリスト高免信喜
作曲コンペで優勝
受賞作「ヘルシンキの空」


全米の作曲コンペティション「USAソングライティング・コンペティション2019」で、ジャズギタリストとしてニューヨークを拠点に活動する高免信喜(たかめん・のぶき)さん=写真=のオリジナル曲「Helsingin taivas(ヘルシンキの空)」が、インスト部門で第一位を獲得した。
この曲は、高免さんが2017年にフィンランドに演奏に行ったときに思いついたメロディーを基に、ニューヨークに戻ってから完成させた。「冬のフィンランドは日照時間も短く、常に曇っていますが、一瞬見えた青空から感じた希望を表現するために書きました」と高免さん。2018年リリースの高免さんの7枚目のアルバム「ザ・ノブキ・タカメン・トリオ」にも収録されている。
この作曲コンペティションは世界的な知名度も高く、応募者は多数。高免さんは「これを機にこれからも作曲に励もうと思っております」と話し、現在、2020年発売予定の8枚目のアルバムを制作中だ。


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