2020年12月18日号 Vol.388

JAA「第113回年次晩餐会」
コロナ禍でオンライン開催
プロジェクト弁当に特別功労章

(左上から時計周りに)ティソン氏、マコーマック氏、ヨシダ氏、アズマJAA副会長

ニューヨーク日系人会(JAA)は12月4日(金)、「第113回年次晩餐会」をオンラインで開催した。今年はコロナ禍にあり、引き続き感染者が拡大していることに鑑み、初のYouTube配信となった。
当日は、俳優のジョージ・タケイ氏、グレース・メン・ニューヨーク州議会議員、マンハッタン地区のゲイル・ブルーワー委員長、元NYメッツ監督のボビー・バレンタイン氏らがビデオで出演。アンドリュー・クオモNY州知事からもメッセージが届くなど、それぞれがJAAの活動を称賛した。

佐藤貢司JAA副会長がMCを務め、スーザン大沼JAA会長、在ニューヨーク日本国総領事館の山野内勘二総領事・大使が挨拶した後、河野太郎内閣府特命担当大臣・行政改革担当がビデオで登場。長い歴史の中で日米両国の先端に立ち、今日の強い絆を構築する一翼を担ったJAAに賛辞を送った。


パンデミック以降、外出制限で不自由を強いられたシニアに、弁当を宅配する「プロジェクト弁当」で、同企画を推進した、スーザン・宮城・マコーマック氏と、弁当を提供したヨシダ・レストラン・グループ、お茶を提供した北米伊藤園に、特別功労賞が贈られた。ナビゲーターを務めたジュリー・アズマJAA副会長とともにマコーマック氏、エリナ・ヨシダ氏(ヨシダ・レストラン・グループ)、ロナ・ティソン氏(北米伊藤園)らがパネルディスカッションに登場。プロジェクトの存在意義、成果、コミュニティの繋がりの強さなどを語った。

エンターテイメントとして、ミホ・サエグサによるバイオリン演奏、オペラ歌手ホセ・アダン・ペレスの「グラナダ」を楽しんだ後、晩餐会実行委員の小野山弘子氏、長きに渡りJAAの運営に携わってきた野田美智代JAA事務局長が挨拶。サポーターとボランティアへの謝意を述べ、晩餐会は幕を閉じた。

晩餐会の様子はYouTubeで観覧可能。
https://youtu.be/hUYJ2TO0j-c


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