2020年12月18日号 Vol.388

「患者を取り巻く心のケア」
ZOOM無料開催、健康な人にも参考に
SHARE 日本語プログラム

加藤由佳(左)、橋本暢子

乳がん・卵巣がん・子宮がん患者の支援NPO「SHARE日本語プログラム」(2021年からJapanese SHAREに改名)が、12月19日(土)米東部時間の夜8時から、ズーム上でのオンライン勉強会「患者をとりまく心のケア」を開催する。

オンライン開催なので、全米はもちろん日本からも参加可能。日本時間だと翌日20日(日)の午前中になる。参加費は無料。要登録。

がん患者だけでなく、現在健康な人にも参考になる内容なので、広く参加者を呼びかけている。
パネリストに、全米カウンセラー協会認定/ニューヨーク州メンタルヘルスカウンセラーの橋本暢子(まさこ)さんと、カリフォルニア州公認臨床心理士の加藤由佳さんを迎える。さらにSHARE日本語プログラム代表で、乳がんサバイバーでもあり、全国コーチ連盟(ICF)認定ライフコーチでもあるブロディー愛子さんもパネリストとして参加。

これらの専門家が、がん治療中の患者とサバイバー、ケアギバー(支援者=パートナー、子ども、親、友人、仕事関係者など)から寄せられた、コロナ禍での不安や質問についてアドバイスする。
勉強会の第一部は「患者編〜なぜ私が?」。がんになってしまった自分を責めてしまうケースや、周囲に気を使い、自分の正直な気持ちや状態を話せないケースなどを取り上げ、専門家の意見を聞く。

第二部は「ケアギバー(支援者)編」。がん患者にどのように接し、支えたらいいのかについて話を聞くほか、がんと闘いながら、またはがん患者を支えながら、仕事を続けることについても話し合う。

勉強会の司会進行は、乳がんサバイバーであり、SHARE日本語プログラムのスタッフ小杉祐子さんが務める。


■米東部時間:12月19日(土)
8pm〜9:30pm
■日本時間:12月20日(日)
10am〜11:30am
■会場:ZOOM
■参加費:無料(※定員100人に達し次第締切る)
■要登録:オンライン
sharejp.org/schedule/2020/12/19


HOME