2020年12月18日号 Vol.388

日本クラブ、バーチャル・クリスマス・パーティ
オンラインの特徴活かして開催

日本クラブは12月18日、毎年恒例の会員親睦クリスマスパーティーを、オンラインで開催した。コロナ禍の影響で、これまで行ってきた全館を開放してのイベントとは大きく異なる初のZOOM開催。バラエティー豊かなエンターテイメントが用意された。

トップバッターは、ジャズ・オルガニストの敦賀明子さん。トランペッターのジョー・マグナレリさん、ドラムのジミー・マックブライドさんを従えたジャズトリオで登場。自宅からクリスマスらしい明るく軽快な演奏を届けた。

ジャズ・オルガニストの敦賀明子さん

2番手は、ものまねタレントのみはるさんが登場。中島みゆき、ドリームズ・カム・トゥルー、中森明菜、松田聖子、山口百恵など、昭和を代表するスターの歌を披露。小ネタをはさみながら、最後は美空ひばりの「川の流れのように」で、ステージを締めくくった。

ものまねタレントのみはるさん

続いて、ブロードウェイから、ライアン・シルヴァーマンさんが登場。「演劇界をリードする歌声の持ち主」と評されるシルヴァーマンさん。ステージとは異なる環境でありながらも、情感たっぷりに歌い上げた。

ブロードウェイから、ライアン・シルヴァーマンさん



トリは、メトロポリタン歌劇場オーケストラでハープ奏者として活躍する安楽真理子さんが登場。流れるような柔らかい音色で、視聴者に安らぎを届けた。

ハープ奏者の安楽真理子さん

演奏後、日本クラブ事務局長の前田正明さんと安楽さんのトークが開催。視聴者からリアルタイムで質問を受け付けるなど、オンラインの特徴をフルに活用した内容で、視聴者を楽しませた。

また、恒例の「ドアプライズ」も開催。事前にEメールでチケット番号を振り分け、日本クラブのスタッフがその場で抽選するという企画。スポンサー企業から提供された商品(バーボン、食事券、ヘッドフォン、iPad Mini、日本クラブ特製おせち)の当選者を発表した。

最後は、前田さんから視聴者へ謝意を表明。約2時間におよぶバーチャルイベントは無事に閉幕した。




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