2020年12月18日号 Vol.388

福見果林、コンサート開催
西46丁目のセント・ルークス・ルーテル教会で

福見は4曲を演奏

「ルーフトップ@9」では友人らも参加

ハンターカレッジのピアノ・パフォーマンス科修士過程に在籍し、2020年12月に過程終了を予定している福見果林が12月12日(土)、西46丁目のセント・ルークス・ルーテル教会で、卒業記念のピアノ・コンサートを開催した。

同教会で福見は週2回、スープキッチンのボランティア活動に参加。それが縁となり、コロナ禍で練習場所に困っていた彼女に、教会はピアノの使用を快く許可。11月28日(土)に第1回目のコンサートを開催。好評だったこともあり、この度、2回目となるコンサートを行った。


当日は、バッハ「半音階的幻想曲とフーガ」、モーツァルト「ピアノ・ソナタ」、ストラビンスキー「ペトルーシュカ」、スクリャービン「プレリュード」を披露。また福見が、パンデミック下で外出規制が敷かれるなか、エクササイズのために書き下ろした曲「ルーフトップ@9」では、友人たちも参加。福見の演奏に乗せてダンスを披露。大きな拍手が送られた。

アンコールは坂本龍一の「戦場のメリークリスマス」を披露。タイムズ・スクエアの喧騒も忘れさせるしっとりとした演奏が印象的だった。


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