2021年12月17日号 Vol.412

JAA創立114周年ガラ
支援の継続を誓う

(左から)服部氏、大沼JAA会長、ヤグチ氏、八木氏

ニューヨーク日系人会(JAA)は12月3日(金)、創立114周年の年次ファンドレーズ・ガラを開催。昨年から続くコロナ禍により今年もオンラインで行われた。

僧太鼓の勇壮な太鼓演奏で開幕し、次期JAA会長の佐藤貢司現副会長がMCを担当。スーザン大沼JAA会長の挨拶後、在NY日本国総領事館の山野内勘二総領事・大使、クリステン・ジルブランド上院議員らがビデオで出演。長い歴史の中で日米両国間に立ち、日系コミュニティーの連帯強化と地位の向上、コロナ禍では率先して日本人の安全と安否確認に尽力したJAAに賛辞を送った。



当日は、功労賞も発表。旅行者にとどまらず福祉団体への支援を継続させた全日本空輸株式会社(ANA)、パンデミックを乗り越えるためにNY日本食レストラン協会を立ち上げ支援を続ける八木秀次(八木秀峰・ボン)氏(TIC社長、NY日本食レストラン協会会長)、日系アメリカ人警察官としてアジア系市民の安全に貢献したヤグチ・ナオキ氏(NYPD Deputy Inspector)が選ばれた。服部茂ANA米州室長兼ニューヨーク支店長、八木氏、ヤグチ氏らがビデオで登場し、謝意を伝えた。

JAAコーラスの歌を楽しんだ後、野田美智代JAA事務局長が謝辞を述べるとともに、今後も日系社会のサポートを継続していくと明言。ファンドレーズ・ガラは幕を閉じた。


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