2021年12月17日号 Vol.412

マスク着用、再び義務化
NY州、感染増加を懸念

キャシー・ホークルNY州知事は12月10日(金)、新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するため、屋内でワクチン接種を義務付けていないすべてのパブリックスペースにおいてマスク着用を義務付けると発表した。

NY州の発表によれば、約80%の州民が完全にワクチン接種を完了しているにも関わらず、11月の感謝祭以降、7日間の新規感染者数の平均が43%増加(図①参照)。入院数も29%増え、オミクロン感染者も報告されている。年末年始は、人々が集まる屋内活動が増えることから、感染拡大が懸念されている。



ホークル知事は、「州全体に広がる感染を抑制するためには、より厳しい措置が必要。パンデミックはまだ終わっていない」と説明する。

新ルールは12月13日(月)から施行され、少なくとも2022年1月15日(土)まで実施。その後は、感染状況をみながら再検討される。違反した場合には罰金(1回で最大1000ドル)が科される。

詳細および最新情報は、ニューヨーク州オフィシャルウェブサイト(別記)で。

NY州HP
https://www.ny.gov


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