カーネギーホールでは12月16日と17日にブロードウェイ、映画音楽、アメリカン・クラシックなどのポピュラー・ミュージックを主に演奏しているオーケストラ、ザ・ニューヨーク・ポップスが登場。これは毎年恒例になっているカーネギーでのホリデーシーズン・スペシャルコンサート。毎回この時期にふさわしい、多くの人に楽しんでもらえるような楽しいコンサートを行なっている。
16日は「Rockin' Around the Chris-tmas Tree」というタイトルのコンサートで、伝統的なクリスマス・キャロルやホリデーシーズン・ミュージックで構成されたフェスティブ・プログラムを披露する。今年のメイン・ゲストアーティストは、ニューヨーク市出身のインディ・ポップスター、イングリッド・マイケルソン。
17日は「Winter Song: A Holiday Evening with Ingrid Michaelson」のタイトルで、2018年にマイケルソンがリリースしたクリスマス・アルバム、「Ingrid Michaelson's Songs for the Season」からの曲と、マイケルソン自身のオリジナルソングが演奏される。指揮はザ・ニューヨーク・ポップス音楽監督のスティーヴン・ライニキー。
16日の午後3時から「カーネギーホール・フレンズ」メンバー限定で、オープンリハーサルが行なわれる。既に予約は一杯だが、ウェイティングリストへの登録を受付け中。
The New York Pops
■12月16日(金)・17日(土)8pm
※オープンリハーサル:16日(金)3pm
メンバー限定 予約friends@carnegiehall.org
■会場:Carnegie Hall
Stern Auditorium / Perelman Stage
881 Seventh Ave.
■$44.50〜
■www.carnegiehall.org
Steven Reineke conducting The New York Pops (Photo © 2019 Richard Termine)
クリスマスイブの24日、半世紀以上にわたってクリスマス・イブにカーネギーホールに登場しているニューヨーク・ストリング・オーケストラが今年もコンサートを行う。指揮も毎回お馴染みのジェイミー・ラレード。プログラムはエルガーの「序奏とアレグロ」作品47、モーツァルトとディベルメントニ長調K・136、バッハのバイオリン協奏曲イ短調BWV 1041(ソリストにルーベン・レンジェル)、そしてチャイコフスキーの「弦楽セレナーデ」。チケットプライスもリーズナブル。