2018年12月1日号 Vol.339

「ジャパンビレッジ」ソフトオープン
3つの柱で日本伝える

ジャパンビレッジ
オープン初日、サンライズ・マートのレジは長蛇の列に


ブルックリン・サンセットパーク、8棟のメインビルディングと広さ35エーカーからなるインダストリーシティーの一角に、日本食店や日本の食料品を扱うグロサリーストアーが並ぶ「ジャパン・ビレッジ」が11月24日(土)にオープンした。
ヨシダ・デベロップメント・インク(好田忠夫社長)が運営する、「文化」、「コミュニティー」、「料理(食文化)」の3つを大原則としたプロジェクト。「文化」は、敬意とおもてなしの心で、上質のサービスを提供することを、「コミュニティー」は、多くの日本人をつなぐ存在となり、ブルックリンで強い日本人コミュニティを創造することを、「料理(食文化)」は、フードホールで提供される料理やサンライズ・マートで販売される食材を通じて、日本の文化や日常生活を伝えることを目指している。
およそ2万スクエアのスペースには、「サンライズマート」(グロサリー)、「せたが屋」(ラーメン)、「カフェ・ジャポン」(ペイストリー)、「五平」(うどん・そば)、「お弁当屋さん」(弁当)などが営業。精肉店、鮮魚店、手作り豆腐店など、近日オープン予定と合わせると全17店舗が営業する。
オープン初日、準備店舗があったにもかかわらず、大勢が来場しレジは長蛇の列。日本料理が好きで「醤油と鰹ブシを買いにきた」というアメリカ人に、「他のエリア同様、ポピュラーになると思う?」と尋ねると、「もちろん、そうなるサ!」との回答。ラーメン人気も変わらずで、「せたが屋」は多くの人々で賑わっていた。
現在はソフトオープン中で、営業は午前11時から午後7時まで。店舗情報などの詳細はウェブサイトで確認を。

Japan Village@Industry City
■住所:934 3rd Avenue, Brooklyn
■営業時間11:00am〜7:00pm
■info@japanvillage.com
■最寄駅:「36th Street Station」
 N/R/Dライン
japanvillage.com


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