2018年12月8日号 Vol.339

宮崎駿が下した人生の決断とは
ドキュメンタリー「終わらない人 宮崎駿」

宮崎駿


数々の名作を生み出したアニメ界の巨匠、宮崎駿を追ったドキュメンタリー「 終わらない人 宮崎駿」(70分/2016年)が、12月14日(金)から20日(木)まで、ローワーイーストサイドのメトログラフで上映される。

2013年、「風立ちぬ」を最後に長編映画からの引退を表明した宮崎監督。世捨て人のような隠居生活を送り、世間は「宮崎はもう終った」と考えていた。ところが、その3年半後、巨匠が再び動き出す。CGアニメが主流の中、あくまでも手描きアニメを貫いていた宮崎だったが、若手CGアーティストとの出会いから、幻の企画に短編CG作品で初挑戦。だが、制作は難航し、中止の危機に追い込まれてしまう。独占密着700日、75歳にして挑戦した新たなアニメーションとの格闘を繰り返すなかで下した、大きな人生の決断とは。

スタジオジブリ作品も上映

さらに同館では宮崎が手掛けた「スタジオジブリ」作品も上映する。「となりのトトロ」(12月10日・11日)、「もののけ姫」(12月10日・11日・13日)、「天空の城ラピュタ」(12月12日)、「風の谷のナウシカ」(12月12日)、「魔女の宅急便」(12月13日)、「千と千尋の神かくし」(12月13日)の6作品。詳細はウェブサイトで確認を。

NEVER-ENDING MAN: HAYAO MIYAZAKI
12月14日(金)〜20日(木)
会場:Metrograph
7 Ludlow St.
(bet. Hester & Canal Sts.)
$15
metrograph.com
@metrographynyc



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