2020年11月27日号 Vol.387

ホリデー・シーズン祝う
幻想的な光のフェスティバル
ライト・フェスティバル3選

街中が明るくなるホリデーシーズンが到来。今年も様々な団体が幻想的な光のフェスティバルを開催する。華やかで魔法のような体験ができるおすすめの会場を紹介しよう。

「ルミノ・シテイ・フェスティバル」
@ランドールズ島


昨年、初めて行われた「ルミノ・シテイ・フェスティバル」=表紙写真&①=。今年もランドールズ島を会場に、5つの異なる世界(不思議の森、危険な砂丘、忘れられた遺跡、幻の土地HRIA、神秘的なムーンランド)を展開する。所要時間およそ30分から45分ほど。その他、ランタン作りの歴史や文化を紹介するミニ・ギャラリー、フードトラックやギフトショップも併設される予定。

チケットは前売予約制、会場入口での販売はない。指定入場時間の10分前到着を奨励、マスク着用が義務付けられている。


①5つのテーマ別にセットアップされた「ルミノ・シティ・フェスティバル」Photo Yuanyuan Xiang. Courtesy of LuminoCity Festival

「ホリデー・ライト」
@ブロンクス動物園


ブロンクス動物園が主催する「ホリデー・ライト」=写真②=は、「ランタン・サファリ」がテーマ。「アフリカ」、「アジア」、「ラテン・アメリカ」、「ノース・アメリカ」、「海」をテーマに、それぞれの地に生息する動物をランタンやライトで再現。さらに今年は、キノコや蝶、昆虫をフィーチャーした「ルミナスガーデン」が登場。ホットココアを飲みながら、アーティストによる氷の彫刻制作を眺め、着ぐるみのキャラクターとの写真撮影なども楽しめる。

こちらもチケットは時間指定・前売予約制。マスク着用が義務付けられている。


②動物のランタンを生息地別に展示した「ホリデー・ライト」Photo by Julie-Larsen Maher. Courtesy of NYC & Company

イルミネーションを車で体験!
「マジックライト」


コロナ禍で再注目された「ドライブ・イン・シアター」。「マジック・オブ・ライト」=写真③=は、車を運転しながらホリデー・イルミネーションを楽しむというもので、全米各地で開催している。
ニューヨークの会場は、ジョーンズ・ビーチ・ステートパークで、コースは2・5マイル(約4キロ)。ホリデーをテーマに、最新のLEDテクノロジーとデジタルアニメーションを使用したディスプレイや光のトンネルなどが特徴だ。ハイライトは、高さ240フィートの巨大なLEDツリー「トヨタ・メガツリー・スペクタキュラー」。ロックフェラーセンターに設置されたクリスマスツリーの3倍以上という、文字通りの「メガツリー」だ。

チケットは、割引が適用されるオンライン購入がおすすめ。会場入口でも購入できるが、売り切れの場合もあるため注意が必要。

コース内での運転ルールは、ヘッドライトを消す、十分な車間距離を取る、あおり運転も禁止。基本的にドライブは1回、逆走不可、車を離れることも禁止されている。

ニューヨーク近郊では、ホルムデル(ニュージャージー)、ウォリングフォード(コネチカット)、フォックスボロ(マサチューセッツ)などで開催。詳細はウェブサイトで確認を。


③クルマで約4キロのコースを進む「マジックライト」Photo courtesy of Live Nation


Lumino City Festival
■11月27日(金)〜2021年1月10日(日)
■会場:Randall's Island
 20 Randalls Island Park
■$38、学生/シニア$32、
 3-12歳$22、2歳以下無料
https://www.luminocityfestival.com

Bronx Zoo Holiday Lights
■2021年1月10日(日)まで
■会場:Bronx Zoo
 2300 Southern Boulevard, Bronx
■13歳以上$30.95、3-12歳$22.95
 65歳以上$28.95、2歳以下無料
bronxzoo.com

Magic of Lights
■2021年1月2日(土)
■会場:Jones Beach State Park
 1000 Ocean Pkwy Jones Beach, NY
■乗用車(座席3列以下のSUVとミニバン含む)$25〜、
 リムジン(座席3列以上)$50〜、バス(15人乗まで)$100〜
https://magicoflights.com



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