2022年11月11日号 Vol.434

JASSI、41周年記念年次晩餐会
活動功績讃えアワード授与

「コミュニティー・リーダーシップ・アワード」を贈られた加納良雄氏（左）と、「フレンズ・オブ・ジャシー・アワード」を贈られたAAF代表のジョー・アン・ユー氏

日米ソーシャルサービス「JASSI(ジャシー)」は10月27日(木)、ニューヨーク・アスレティック・クラブで、41周年記念年次晩餐会「ベネフィット・ディナー」を開催。126人が参加した。
過去2年はコロナ禍の影響でオンラインで行われたが、今年は様々な規制が撤廃されたことから、対面で開催。3年ぶりに関係者が一堂に介した。

カクテル・レセプションの後、別室に移動し午後6時半からプログラムが開始。オープニングの特別パフォーマンスは、バイオリニストの加野景子が演奏を披露した。

開会の挨拶で理事長の望月良子氏は、支援者へ感謝の意を表すとともに、今後も高齢者を筆頭に、助けが必要な人々へのサポートの継続を約束した。

続いて在ニューヨーク日本国総領事館の森美樹夫総領事・大使が登壇し、JASSIのサービスが無料で提供されることの貴重さを強調。同団体と協調しサポートし続けることの重要性を語った。



今回は日系人はじめ市民へのサポート等の功績を讃え、「フレンズ・オブ・ジャシー・アワード」がアジアン・アメリカン・フェデレーション(AAF)に、「コミュニティー・リーダーシップ・アワード」が加納良雄氏に贈られた。加納氏は同団体のボードメンバーでもあり、長期に渡り運営活動をバックアップしてきた。

最後は、ジャシーの岡崎奈津子ディレクターが活動内容を紹介し、、ベネフィット・ディナーは幕を閉じた。

JASSIは1 981年設立の非営利日系福祉団体。高齢者プログラムのほか、「日本語ホットライン」を設け、様々な電話相談を受け付けている。パンデミック中には、失業保険や医療保険への申請サポートも行い、多様なシーンで日系人・日本人の生活を支援している。

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