2022年11月11日号 Vol.434

「和食ワールドチャレンジ」
「出汁」をテーマにコンペ開催

(左から)3位のクリスティーナ・シーグルさん、優勝のセザー・タガユナさん、2位のピーター・ホセさん

農林水産省は11月7日(月)、バッテリー・パーク・シティーの「Institute of Culinary Education/イスティチュート・オブ・クリナリー・エデュケーション」で、日本料理のコンテスト「Washoku World Challenge/和食ワールドチャレンジ」の審査会および結果発表を開催した。
 
日本料理に情熱を持ち、スキルと知識をさらに向上させたいという願望を持つ料理家のために行われている毎年恒例のコンテストで、国籍人種を問わず誰でも参加可能。パンデミック中はオンラインのみで継続。今年は、3年ぶりの対面と、オンラインでのハイブリッド開催となった。


10周年を迎えた今回は、多くの日本料理の基礎となる「出汁」がテーマ。日本料理に欠かせない基本に立ち返ることを目的としている。4つの予選トーナメントから6つのファイナリストが選ばれ、2023年2月下旬に東京で開催されるファイナル トーナメントに参加する。
 
また今回は、包丁の使い方と料理コンテストが行われ、セザー・タガユナさんが優勝。2位はピーター・ホセさん、3位にはクリスティーナ・シーグルさんが選ばれた。
 
当日はコンテスト以外にも、桂むき、輪切り、銀杏切りなどのワークショップも開催。多くの料理関係者らで賑わった。


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