2023年11月10日号 Vol.458

ホリデーシーズン到来
幻想的な光の体験
ライト・フェスティバル3選

①「ホリデー・ライト・ショー」Photo Courtesy Bronx-Zoo Holiday Lights in Snow

街中が華やぐホリデーシーズンが到来。今年も多くの会場で「光のフェスティバル」が行われる。流行りの「イマーシブ・エクスペリエンス(没入型体験)」で、年齢問わず家族揃って楽しめることから、どこの会場も大勢の来場者で賑わう。

冬のニューヨークで定番イベントとして定着した幻想的な「光の体験」を紹介したい。


ホリデー・ライト・ショー
@ブロンクス動物園


ブロンクス動物園で行われる「ホリデー・ライト・ショー」=写真①=。約100種類の動植物およそ400個のランタンが園内を飾る。アフリカ、アジア、ラテンアメリカ、北アメリカ、海洋などに分けられたエリアでは、それぞれの場所に生息する野生動物、鳥、魚たちがランタンで登場。今年は新たに、ニューヨークの海と湿地に住む野生動物のランタン64個が加わる。

光輝くツリーが立ち並ぶエリアでは音楽と光のパフォーマンスが楽しめる他、光のトンネルでは動物をテーマにしたライト・ショーも開催。暗闇の中、カラフルに輝く動物たちのナイト・サファリを探検だ。
入園は午後3時から、時間予約制。

Holiday Lights
■11月17日(金)〜2024年1月8日(月)
■会場:Bronx Zoo
2300 Southern Blvd, Bronx
■13歳以上$41.95〜、3-12歳$26.95〜、
シニア$36.95〜、2歳以下無料
bronxzoo.com/holiday-lights

②「ライトスケープ」Photo by Liz Ligon / Courtesy Brooklyn Botanic Garden

ライトスケープ
@ブルックリン植物園


ブルックリン植物園(BBG)の「ライトスケープ」=写真②=は、同園独自のライトインスタレーションを展開。「クリスマス」にこだわらず、さまざまな文化的背景を持った人々が楽しめるように工夫されている。

100万個以上のライトを使用した「光のアート・トレイル」はおよそ1マイル。国内外のアーティストが手がけ、光、色、音によってアニメ化された光のインスタレーションとカラフルなディスプレイが、庭園の木々や風景、建築物を際立たせる。

今年はヒップホップ50周年を記念し「カレイド・サークル」ではヒップホップが演奏される。トレイル沿いで販売されるホットチョコレートやアップルサイダーを片手に、幻想的な植物の森を散策しよう。

入園は午後4時半から、時間予約制。

Lightscape
■11月17日(金)〜2024年1月1日(月)
■会場:Brooklyn Botanic Garden:
 トレイル開始:990 Washington Ave.Brooklyn
■大人$34〜、3-12歳$17〜、
 2歳以下無料
www.bbg.org/lightscape

③「ルミノシティ」光のトンネル Photo Courtesy: LuminoCity Holiday Lights Festival

ルミノシテイ
@アイゼンハワー・パーク


マンハッタンから車で50分程、ロングアイランドのイースト・メドーにある「アイゼンハワー・パーク」で開催される「ルミノシテイ」=写真③=。

今年は「不思議な旅(Wonder Journey)」をコンセプトに、4つのテーマ「不思議の国のアリス」「水中のオアシス」「冬のファンタジー」「クリスマス村」を元にしたディスプレイを展開。眩いばかりの魔法の世界へ来場者を誘う。

入園は午後4時半から、時間予約制。

LuminoCity
■11月9日(木)〜2024年1月7日(日)
■会場:Eisenhower Park
 1899 Park Blvd, East Meadow, NY
 ※会場入り口は Parking Lot 2 と 4
■一般$34〜、4-12歳$22〜、VIP$63〜
www.luminocityfestival.com


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