2018年11月2日号 Vol.337

2度目のカーネギー公演
「銀座男声合唱団」
合唱曲からCM曲などバラエティ豊かに

銀座男声合唱団


東京の銀座を拠点に活動する男声コーラス「銀座男声合唱団」が11月18日(日)、カーネギーホール(ザンケルホール)でコンサートを開催する。カーネギー公演は2015年に続いて2度目で、今回はピアニストを含め29人がステージに立つ。

同合唱団の発足は2012年。京セラ株式会社の名誉会長・稲盛和夫氏が率いる経営者の集い「盛和塾」のメンバーが経営の勉強をする傍ら、鼻歌まじりでハモったことがきっかけで、コーラス好きが集まり結成。その後、「多くの人々へ夢を与えたい」という思いから、盛和塾の門下生以外にも門戸を解放。現在は「思いは必ず実現する」という信念のもと、活動を続けている。

当日のプログラムは3部構成、ミュージカル「レ・ミゼラブル」の劇中歌「民衆の歌」で幕を開ける。合唱曲はもとより、かっぱえびせんや明治チョコレートなどのCMソング、宇宙戦艦ヤマト、トリオで聴かせる「We are the World」や、ソロで歌い上げる「千の風になって」など、バラエティーも豊かで観客を飽きさせないラインナップだ。

特別ゲストにピアニストの西川悟平氏が来場し、3曲を演奏する。難病ジストニアを発症した西川氏は両手の演奏機能を失うものの、リハビリにより右手の機能と左手の指2本が回復。2016年、カーネギーホールでソロデビューを果たし、現在、パナソニックのCMに出演中だ。

コンサート最後の曲は「ふるさと」。観客との全員合唱で、歌の楽しさと素晴らしさを共有する。

団長の坂本孝氏は「音楽を愛する人たちと心のつながりを求めたい。合唱をこよなく愛する者は、いつまでたっても青年の気持ちの所有者です」と話している。

入場無料。全席自由席だがチケットが必要。予約は別記ウェブサイトから。

■11月18日(日)3:00pm
■会場:カーネギーホール(Zankel Hall)
 881 Seventh Ave. @ 57th St.
■入場無料(全席自由席)
 ※要チケット予約(予約後、プリントアウトを持参)
■予約申込み:https://gindan2018.eventbrite.com
■問合せ:gindan.ny1118@gmail.com
 Tel:516-526-7365 (Kimoto)


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