2019年11月1日号 Vol.361

台風19号被災者支援
各団体の取り組み


10月12日、日本に上陸した台風19号(ハギビス)は、関東地方や甲信地方、東北地方などで記録的な大雨となり甚大な被害をもたらした。それを受けて各団体が、災害支援活動を開始した。


ジャパン・ソサエティー

ジャパン・ソサエティー(JS)が10月16日付けで、台風19号被災地への義援金窓口を開設した。寄付金は全額が税金控除の対象となる。
集まった寄付は、全額が被災地での救援活動や被災地復興の支援を行うNGO、NPOに送金される。ただし、オンラインでの寄付は、寄付総額から3パーセントがクレジットカード決済手数料に充当される。

ジャパン・ソサエティー義援金窓口
■オンラインでの寄付($10から)
 www.japansociety.org
■小切手を郵送:
 小切手の宛先は「Japan Society」
 追記欄に「Japan Relief Fund」と記入
■郵送先:Japan Society
 Attn: Japan Relief Fund
 333 E. 47th St.
 New York, NY 10017


JCCファンド

日本クラブとニューヨーク日本商工会議所が、JCCファンド内に支援窓口を設置し、義援金を募集。集まった金額は、日本赤十字社を通じ、被災地に直接届ける。
寄付額は全額が、税控除の対象となる。受付期限は今年12月末までを予定している。

JCCファンド
■小切手の宛先: J.C.C. Fund
 メモ欄に「Typhoon 19 Disaster Relief Fund」と記入
■郵送先: J.C.C. Fund
 145 W. 57th St., New York, NY 10019
■問合せ:日本クラブ/N Y日商
 TEL: 212-581-2223


JAA&ライオンズ、チャリティーイベント

ニューヨーク日系人会、ニューヨーク日系ライオンズクラブが共催で、11月9日(土)、台風19号の被災地救済・復興支援チャリティーイベントを開催する。会場は日系人会。
NY在住の日本人パフォーマーが集結し、被災地救済のためにパフォーマンスを披露。落語家の桂サンシャインと柳家東三楼師匠、バイオリンの多治比純子、歌手の矢沢明日美など、多くのパフォーマーが、ボランティアで参加。
経費を除いた収入が、主催2団体を通じて、被災地に送られる。

JAA & ライオンズ チャリティー・イベント
■日時:11月9日(土)1:00~4:00pm
■会場:NY日系人会
 49 W. 45th St. 11th Fl.
■info@jaany.org
■$40(寄付、軽食・飲み物)


ユナイテッド航空マイレージプラス

ユナイテッド航空が寄付金を募り、寄付に協力したマイレージプラス会員にマイルを付与するキャンペーンを展開。
マイレージプラス会員を対象としたキャンペーンで、会員専用ウェブサイト(別記)で寄付をすると、その金額に応じてマイルが提供される仕組み。サイトには、「Typhoon Hagibis Relief Efforts」と表示されている。マイレージ会員でない人は、無料会員登録をして、寄付することができる。
同キャンペーンは、11月14 日(木)深夜(中部標準時間)まで行われる。受付期間中でも、付与されたマイル合計が100万マイルに達した段階で終了。
寄付金は全額が、同航空が提携するグローバルギビング財団を通じて、緊急時の国際人道支援組織・特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム(JPF)に寄付される。

ユナイテッド航空
寄付&マイレージ・キャンペーン
■寄付金の受付期間:
 11月14日(木)11:59pmまで
 (中部標準時間)
■プログラムの詳細:
 cdncustom.crowdrise.com


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