2021年10月29日号 Vol.409 |
PBS放送で、アメリカン・ポップス・オーケストラと共演
ソプラノ歌手 田村麻子
米公共テレビ局PBSが10月29日(金)午後10時、アート啓蒙キャンペーン「#PBS ForTheArts」の一環で、アメリカン・ポップス・オーケストラ(APO)の新作エピソード2つ(各30分)を放送する。ニューヨーク在住のソプラノ歌手・田村麻子=写真=が、APOからの要請を受け出演する。
APOは、201 5年、マエストロ・ルーク・フレイジャーが創設した楽団。ポップミュージックを、ダイナミックな演出で、幅広い層の音楽ファンに聞いてもらうことをミッションに掲げている。
今回、PBSで発表する新作エピソードは、「Country」と「American Roots」の2つ。田村が出演するのは「American Roots」だ。撮影は、ウエストバージニア州シェパード大学内の劇場で行われた。ヒップホップあり、ピアノ演奏あり、歌ありの楽しいミュージックショーだ。田村はこの番組の中で、オペラ「蝶々夫人」のアリアと、日本の楽曲「さくらさくら」を、APOの演奏をバックに歌う。
田村が出演するきっかけとなったのは、ブロードウエイの大ヒットショー「コーラスライン」の初代キャストであり、ミュージカル女優バーヨーク・リーさんが、田村をAPOの指揮者に推薦したこと。リーさんは以前、田村のカーネギーリサイタルを聴きに行った際、感銘を受けたという。
■10月29日(金)10:00pm
PBS放送
■pbs.org/show/one-voice-songs-we-share
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