 2022年10月28日号 Vol.433 |
トキタ種苗の挑戦！
おいしい・ニッポン・プロジェクト
 おいしい野菜の普及・供給を目指す時田社長
おいしい野菜や美しい花の新品種を創る育種(いくしゅ)会社「トキタ種苗(本社埼玉県、米国本社カリフォルニア)」が10月17日(月)と18日(火)、ブルックリンのジャパンヴィレッジ内のレストラン「ワクワク」で、同社が創った野菜のテイスティング・イベント「おいしい・ニッポン・プロジェクト」を開催した。
育種プロジェクトは 同社が2018年に創設。現地の気候・土壌に合った種を創り、味がよく見た目も美しい日本の野菜を国内だけでなく、世界に伝えることを使命とする。現在は、アメリカの他に中国、インド、イタリア、チリに現地法人の会社を設立し、その普及・供給に務めている。
今回イベントでは日本酒の獺祭、茶の北米伊藤園が協賛し、テイスティング、飲み物とのペアリング、ライブ・クッキングを紹介。参加者らは野菜本来の美味しさを楽しんだ。
時田巌代表取締役社長は、「現地ではあまり好まれない野菜も多いですが、本当は美味しいんだということを知ってもらいたい。育種は簡単に結果が現れませんが、根気よく頑張っていきたい」と抱負を述べた。
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