2018年10月19日号 Vol.336

秋田が誇る伝統工芸
栗盛俊二・橋野浩行 作品展
レゾボックス・Eビレッジで

くし


秋田県が誇る2人の職人、栗盛俊二(くりもり・しゅんじ)氏と橋野浩行(はしの・ひろゆき)氏が手掛けた工芸品の展示会が、10月12日(金)から始まり11月1日(木)まで、レゾボックス・イースト・ビレッジで開催されている。両氏の作品は日本国内のみならず、海外でも高く評価されている。
「曲げわっぱ」とは、秋田県発祥の伝統工芸品。単なる工芸品ではなく、曲げわっぱ弁当箱はその保温性・吸湿性の高さで人気が高い。その他にもビールグラスや、立体的なひねりでマッサージ効果が高いくし=写真=、宮内庁御用達の木製靴べらなども展示されている。

栗盛氏は、明治7年創業、曲げわっぱの老舗「栗久」の6代目で、経済産業大臣が指定する伝統工芸士。同氏の作品は、多くのグッドデザイン賞を受賞している。
一方、橋野氏は、「AKITAアートフォルム」の代表。「天皇陛下の靴べらを製作したクラフトマン」として知られ、暮らしの中で使える高品質で美しいインテリア・アートを造り続けている。

■11月1日(木)まで
■会場:RESOBOX
 East Village
 91 E. 3rd St.
■入場無料
resobox.com



HOME