2020年10月16日号 Vol.384

JAAビジネスウーマンの会、オンライン講演会
「米大統領選と新型コロナ危機 ニューヨークからの報告」


ウェビナーの画面から

JAAビジネスウーマンの会は10月9日(金)、国際ジャーナリストの津山恵子氏を講師に招き「米大統領選と新型コロナ危機 ニューヨークからの報告」と題した講演会をオンラインで開催。今回は日本からのアクセスも多数あり盛況な会となった。

現在、最大の関心事はやはり大統領選。昨年11月に開催した講演会「どうなる、2020年!? そして、気になる大統領選挙の行方を考える」で津山氏は、「トランプ優勢は揺るぎないのではないか」と予想。大方の予想もトランプ優勢だったが、今年に入り新型コロナ・ウイルスの世界的パンデミックという予期せぬ事態が発生。さらに、ブラック・ライブズ・マターに端を発した人種問題なども表面化し、状況が大きく変化した。ジョー・バイデン氏がややリードして来たが、ここに来て勝敗を大きく左右する激戦州ではトランプ氏が猛追。投票を直前に控え、ますます熱気を帯びている。

講演会開始に先立ち、ビジネスウーマンの会メンバーの長谷川久美子氏が挨拶。視聴者に感謝を伝えるとともに、JAAの活動内容、存続の意義を述べた。

津山氏は、トランプ候補が感染するなど「コロナ選挙」とも言われる今回の大統領選で、予想は難しいが、世論調査の分析、政治、経済、スポーツブログを中心としたウェブサイト「ファイブサーティエイト(FiveThirtyEight)」が、バイデン85%、トランプ15%と両者の勝率を予想(10/9日現在)していることを紹介。また、大統領選につきものの「スキャンダルの暴露合戦も、まだ出てくる可能がある」と予想する機関やジャーナリストもいると話した。最後はQ&Aが行われ、日本からの質問も寄せられた。


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