2021年10月15日号 Vol.408

シンガー熊谷淳
初アルバム「8.5」発表

Photo courtesy of the artist

ニューヨークを拠点に活動するシンガーの熊谷淳(くまがい・あつし)が自身初となるアルバム「8.5」＝写真＝をリリースする。

熊谷は20歳の時、東京ブルーノートで行われた音楽会社主催のコンサートに足を運び、感銘を受けたのがきっかけで、シンガーになることを決意。カリフォルニア州に渡り、音楽活動を続ける中でジャズに傾倒し、より深く学ぶためにジャズの本場、ニューヨークに移り研鑽を積んだ。



今回のアルバム「8.5」は、ジャズを学んできた期間を示したもの。多くのアルバムが収録曲のタイトルを引用して名付けられることが多い中、熊谷は、人生の中で濃密で一番充実していた期間「8年半」を振り返り、記念すべき最初のアルバム・タイトルにこの数字を冠した。スタンダード曲を新しいテイストでアレンジし、ジャズ以外の曲やオリジナル曲も収録している。

熊谷は、「ジャズだけに頼らないアルバム作りも意識しました。ぜひそこを聴いて頂きたいです」と語る。
アルバムはアマゾン、iTunes、Spotifyで販売予定。

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