2022年10月14日号 Vol.432

日本が水際措置を変更
外国人観光客の受け入れ開始
ワクチン3回接種で陰性証明も不要

日本政府が10月11日から、新型コロナウイルス感染症に関する水際措置を見直すと発表した。外国人観光客がビザなしで入国できるようになったほか、新型コロナワクチンの3回接種を条件=表①=に、入国の際の陰性証明も不要になった。
政府による発表は以下のとおり。



▼外国人の新規入国について
これまで外国人が日本に入国する際は、日本国内の受入責任者による「入国者健康確認システム(ERFS)」の申請が必要だったが、10月11日から不要になった。

外国人観光客の入国も、これまではパッケージツアー限定だったが、その措置も解除され、査証免除措置の適用も再開された。つまり、一般の外国人観光客はビザなしで入国でき、最長3ヵ月間滞在できる。

▼検査等の見直し

新型コロナウイルスの感染が疑われる症状がある帰国者・入国者を除き、入国時検査は実施されない。入国後の自宅または宿泊施設での待機と、待機期間中のフォローアップも不要。公共交通機関も自由に利用できる。

そのための条件として、すべての帰国者・入国者は、世界保健機関(WHO)の緊急使用リストに掲載されているワクチンの接種証明書(3回)、または出国前72時間以内に受けた検査の陰性証明書の、いずれかの提出が求められる。
▼入国者総数の上限も撤廃
これまで1日5万人を目処にした入国者総数の上限も撤廃される。

以上の政府発表の詳細は、別記リンクで確認できる。
●水際措置の見直しについて:
anzen.mofa.go.jp/covid19/pdf2/0926_34_1.pdf
●水際対策強化に係る新たな措置(34):
anzen.mofa.go.jp/covid19/pdf2/0926_34_2.pdf
●外務省海外安全ホームページ:
https://www.anzen.mofa.go.jp

■問合せ窓口
○厚生労働省新型コロナウイルス感染症相談窓口
 TEL: 03-3595-2176

○出入国在留管理庁
 TEL: 03-3580-4111(内線4446、4447)

○外国人在留支援センター内外務省ビザ・インフォメーション
 TEL: 0570-011000(日本語の「1」を選んだ後、「5」)
 一部のIP電話からは、03-5363-3013

○海外安全ホームページ
www.anzen.mofa.go.jp (PC版・スマホ版)
www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html(モバイル版)


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