2022年10月14日号 Vol.432

NYの作曲家・合屋正虎
三重奏曲「マナス」
アメリカンプライズ室内楽部門・作曲賞

室内楽、映像音楽の作曲家・合屋正虎(ごや・まさとら、ニューヨーク在住)=写真=が、尺八・チェロ・ピアノのために作曲した三重奏曲「マナス」で、今年度アメリカンプライズ室内楽部門で作曲賞を受賞した。

アメリカンプライズは、2010年に始まった全米規模のコンペティション。毎年応募作品の中から部門別に受賞作品・受賞者が選ばれる。



合屋の受賞作品「マナス」は、コロナ禍中の2020年夏に書き上げられ、委嘱団体・虚心庵アーツによってオンラインで初演された。

合屋は京都大学卒業後、2004年来米。ニュージャージー市立大学(NJCU)で音楽修士号、ファイブタウンズカレッジで音楽博士号を取得。現在ファイブタウンズカレッジで講師も務める。

来米するまでは本格的な音楽経験がなく、来米後に舞台やミュージカル創作を経験し、室内楽・映像音楽分野で活動するようになった。今回が初の作曲賞受賞だ。

ニューヨークの作曲家・演奏家集団RAM所属。大阪・門真フィルムコミッションのレジデントコンポーザー。門真国際映画祭の海外映画部門主任。

合屋正虎HP:
www.masatoragoya.com


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