2022年10月14日号 Vol.432

福岡県・高校生制作
「今日も明日も負け犬。」
全米学生映画祭で上映

全米学生映画祭が10月21日(金)から23日(日)まで、ニューヨーク市西42丁目のAMCエンパイア劇場25で開催される。

日本からは福岡県立筑紫丘高校の学生たち(現在卒業)による製作映画「今日も明日も負け犬。」が参加。その英語版「Re; birth」が、10月22日(土)午後上映される。ドラマ枠でのグランプリ最有力候補のため、監督の西山夏実、脚本の小田実里、主演女優の古庄菜々夏、スタイリスト兼スタッフの古賀月海が、23日(日)の表彰式に出席する予定だ。



同映画は2020年から21年にかけて製作された95分の作品。全米学生映画祭で上映される英語版は20分に編集されたもの。上映日時は別記参照。

映画は、「朝起きられない病気」と言われる起立性調節障害を発症し、保健室登校を始めた主人公・夏実が、笑わない少女ひかるに出会い、「ひかるを笑わせる」という夢を抱き奮闘する物語。西山監督自身が、この病気の経験を基に、病気への理解を深めたいとの思いで、同級生26人(当時)と共に製作した。

NPO法人映画甲子園主催の「高校生のためのEiga WorldCup2021」で上映され、自由部門グランプリを獲得。世界各国での上映が決まっている。

■「今日も明日も負け犬。」上映日
 10月22日(土)3:45〜5:15pm
※15作品中の最後に上映予定
■劇場:AMC Empire 25/Theatre18
 234 W. 42nd St.
■Individual Screening Pass $24.99
www.hsfilmfest.com/tickets


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