2022年10月14日号 Vol.432

在ニューヨーク日本国総領事館
敦賀市長歓迎レセプション開催

スライドを交え敦賀市をPRする渕上市長

在ニューヨーク日本国総領事館は10月12日(水)、当地を来訪した福井県敦賀市の渕上隆信敦賀市長を大使公邸に迎え、歓迎レセプションを開催した。
 
敦賀湾に位置する敦賀港は、1920年代にポーランド孤児、1940年代には「命のビザ」を携えたユダヤ難民が上陸した日本で唯一の港。当時の建物を復元した資料館「人道の港・敦賀ムゼウム」では、孤児と難民が上陸した歴史や彼らに手を差し伸べた人々、敦賀の人たちが迎え入れた様子を後世に伝えている。

今回、渕上市長の来訪は、世界最大のユダヤ・コミュニティを訪問し、関係を強化することが目的だ。

レセプションには、各種ユダヤ団体の代表やホロコースト・サバイバーらを招待。森美樹夫総領事・大使、渕上市長、カルマン・イエガー・ニューヨーク市議、シルビア・モスラー杉原サバイバー代表、ザミール・アサフ駐米イスラエル総領事・大使らが挨拶。 渕上市長は、ユダヤとの関係の歴史や「人道の港 敦賀ムゼウム」、敦賀市の観光名所を紹介した。 最後は、ホロコースト・サバイバーの息女ローラ・レオンさんによるピアノ演奏を楽しんだ。
  
レセプション後は場所を2階に移し、福谷正人・敦賀市議会議長の乾杯の音頭で親睦会を開催。日本酒やワインとともに、特別に用意したコーシャ料理を楽しんだ。


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