2018年10月5日号 Vol.335

大塚弘樹・墨絵展
「Ne-Ko(ねこ)」

ねこ


日本人アーティストでイラストレーターの大塚弘樹による墨絵展示会「Ne-Ko(ねこ)」が、10月22日(月)から11月30日(金)、ユニオンスクエア近くのCRS(センター・フォー・リメンバリング&シェアリング)で開催される。
大塚は、日本で「ピロンタン」名義でマンガを描き、オーツカヒロキ名義で少女マンガを執筆する。いずれもスタイリッシュな絵柄と、エッジの利いたギャグが注目されている。2002年ニューヨークに拠点を移し、マンガをモチーフにしたアート作品を制作。世界各国で個展を開催している。コミカルなものからセンシティブなものまで幅広い表現を得意とする。
今回の個展は、世界中愛され、日本では「幸運を招く」シンボルの猫を描いた作品群を発表する。現代の水墨画のようでもあり、幻想的で洗練された手法で、遊び好きな猫たちを印象的に描き出している。微妙な墨の濃淡を効果的に使いつつ、生き生きとした筆使いで、猫の活気ある姿や、優雅な身のこなし、可愛さを捉えている。

■10月22日(月)〜11月30日(金)
■会場:CRS
 123 4th Ave., 2nd Fl.
 (bet. 12th & 13th Sts.)
 TEL: 212-677-8621
■入場無料
jp.crsny.org



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